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時間的には、ドナルド・トランプはその前に石破茂首相と電話会談をしているはずだ。
通訳を通してだろうが「日本は5年連続でアメリカへの投資ナンバーワンであります」とか、くどくどと説く石破茂には、うんざりしただろう。
「なんだあいつは?何が言いたいんだ。シンゾー・アベは、同じプライムミニスターでも全然違う。奴はナイスガイだった。一緒にゴルフはしたくない」
みたいに思っただろう。

ロサンゼルスは「リベラルとダイバーシティの都」だ。権威主義的なトランプが大嫌いな人が多い。ヒスパニックなど移民や外国人も多い。民主党系のカリフォルニア州知事はトランプの政策に、真っ向から反対している。
前にトランプが大統領だった時もドジャースはホワイトハウスを表敬訪問したが、参加しない選手もいたという。

しかし今回は、IL入りし帯同していないフリーマンを除き、昨年のワールドチャンピオンのメンバーが全員顔をそろえた。
トランプは、直前に「全世界に相互関税」という恐ろしい施策を発表し、世界中を恐怖に陥れている。ドジャースは、世界一の権力を握る78歳の狂人に、これ以上の刺激を与えるのは良くない、と思ったに違いない。
トランプも世界中から憎まれていることを意識して、おとなしくしていたのだろう。

トランプも大谷翔平を「映画スターみたいだ。素晴らしい将来がある」ほめちぎるなど、上機嫌だったという。
チームを代表して、クレイトン・カーショウが感動的なスピーチをするなど、まるで「普通の大統領に対するセレモニー」のようではあった。

ドジャースは今年も世界一になるかもしれないが、率直に言ってこんなセレモニーは二度と見たくない。何とかならないものだろうか?

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Note


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