
アーロン・ジャッジがWBC出場を表明し、キャプテンに任じられた。全キャプテンのトラウトも出ると言っている。MLBはこれまで球団が高額契約をした選手のWBC出場を渋っていたが、MLBの世界戦略に載って、全面解禁になるような勢いだ。
そうなったら、日本の連覇は非常に難しくなるのではないか?それどころか準優勝も難しいのではないか?
昨年のMLBの野手のWAR30傑と日本人選手を国籍別にするとこうなる。

WAR1位のジャッジ以下10傑の選手のうち5人がUSA、日本は大谷一人、ドミニカ共和国が3人、プエルトリコが1人、30傑では18人がアメリカ、ドミニカ共和国が7人、日本、カナダ、キューバ、ベネズエラが各1人。大谷に次ぐ鈴木はWAR52位、吉田正尚は178位だった。
もちろん、ポジションが被りまくっているし、全員出ることはないにしても、アメリカが大戦力なのは間違いない。それに次いでドミニカ共和国、日本は3番手か。NPBの選手が中心になるが、打撃はもとより、守備力でも大きな差がある。
投手陣のWAR30傑と日本人投手上位

投手陣は軒並みUSAだ。WAR30傑の投手はドミニカ共和国が6人、アメリカが24人と圧倒的なのだ。
投手の場合は、負担を軽減するために1人が1試合だけとか、3イニングだけとか、限定的な起用になる可能性もあるが、そうなると余計に戦力が分厚いアメリカが有利になる。
日本は今永、山本由伸らのWARがもっと伸びるだろうし、大谷翔平も加わる可能性がある。千賀滉大、ダルビッシュ有、さらには佐々木朗希も壊れなければ入って来る。
そしてMLBを目指すNPB投手も参戦する。投手陣はドミニカ共和国より上だろうが、アメリカには勝てないのではないか?
こういう感じになるのなら、日本は、韓国や台湾をライバル視しているどころではなくなるだろう。
ま、これからが本当の「世界一決定戦」ではあろうが。


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2023年森原康平、全登板成績

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もちろん、ポジションが被りまくっているし、全員出ることはないにしても、アメリカが大戦力なのは間違いない。それに次いでドミニカ共和国、日本は3番手か。NPBの選手が中心になるが、打撃はもとより、守備力でも大きな差がある。
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投手陣は軒並みUSAだ。WAR30傑の投手はドミニカ共和国が6人、アメリカが24人と圧倒的なのだ。
投手の場合は、負担を軽減するために1人が1試合だけとか、3イニングだけとか、限定的な起用になる可能性もあるが、そうなると余計に戦力が分厚いアメリカが有利になる。
日本は今永、山本由伸らのWARがもっと伸びるだろうし、大谷翔平も加わる可能性がある。千賀滉大、ダルビッシュ有、さらには佐々木朗希も壊れなければ入って来る。
そしてMLBを目指すNPB投手も参戦する。投手陣はドミニカ共和国より上だろうが、アメリカには勝てないのではないか?
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コメント
コメント一覧
見る側にしたら大歓迎ですし、
更に盛り上がるでしょう
これに加え、ドミニカはタティスJrも出場するでしょうし、相当見応えがありそう。
日本が勝ち進んでほしいのはやまやまですが、何よりアメリカ本土での野球人気が盛り上がってほしいですね。
裏を返せば第1回の決勝戦が日本vsキューバ、第2回が日本vs韓国と、MLBの選手がほとんど居ないカードになってしまったのは大きなマイナスだった。米国とMLBから見ればつまらない大会になってしまったのだとも言えます。勿論、力を出し切れなかった、その準備が不十分だった米国の自業自得ではありますが。
FIFAW杯でも第1回は1930年だが、サッカーの母国のイングランドの初参加は1950年の第4回で20年後、初優勝は1966年の第8回で36年後でした。戦争をはさんでいるとは言えこれだけかかっています。
歴史の長い国に限ってプライドや既得利権が邪魔をするし、4年に1度しか改善の機会が無いから、世界大会の体裁って簡単には整わないんだなあと言う感じですね。
まだこの他にもWBCには、「MLBの選手は大会直前の数日しか合宿が出来ない」「米国などはフル代表の常設もしていない」「一次ラウンドが事実上の地域予選で代わり映えがしない」「日本開催で有利な状況になっている」「今の所、米国以外での開催の目処は無い」…と言う問題点が残されています。
少しずつでも改善されていくと良いのですが、もし初回から36年なら2041年頃ですか…。まだまだ時間がかかりそうですね。
意外にも野球強豪国であるコロンビア・メキシコ・韓国や、プレミア優勝国である台湾の選手が居ないのが驚きました。