
デイリー
藤本美貴、子に野球をさせたい庄司にズバリ「土日も送迎、当番、全部できるならどうぞ」
この記事に対して、少年野球関係者などが
「今はお茶当番はなくなってますよー」
「送迎もできるだけしないようになってますよー」
とアナウンスしている。
私もこの手の取材をたくさんしているから、野球の競技人口減少が進む中、少年野球を巡る環境は、昔に比べ大きく改善していることは知っている。
ポイントは「親の負担を軽減する」ではある。
・お茶当番の廃止
・送迎負担の軽減
が2大テーマであり、多くの少年野球チームでは、既にそれを実施している。
少し前までは、親が指導者の食事を作るのが当たり前のチームがあった。
「監督はサンドイッチ、三角形にして卵焼きははさまない」
「コーチはおにぎり。具は昆布とおかかだけ」
みたいな申し送りを父母がしているチームもあった。
「ばかばかしくて子供に野球をやめさせた」と語った父親がいた。

確かにそうした「悪習」は、無くなる方向にはあるが、無くなったわけではない。
我々は「良い兆候」だけに注目しがちだが、昔ながらの「少年野球」を続けている指導者もまだまだいるのだ。
特に地方では、野球の競技人口が減って、チームがどんどん減少する中で、地域で一番強いチームが、存続していることが多い。
そういうチームの指導者の中には、練習指導をしながらタバコを喫ったり、罵声怒声を浴びせかけたりするのもいるのだ。
この間、ぐんま野球フェスタで、講義を後ろの方で聞きながら「こんな甘っちょろいことでいいのかよ」という指導者がいたが、そういう指導者もいる。そしてチームが減る中で、そういうチームしか選択肢がない地域もあるのだ。
6年前にある少年野球団体のトップに話を聞いた。事務所の応接室には、でっかい陶器製の灰皿がどーんと置かれていたが、そこでトップの理事長は
「休みの日に子供が朝早くから起きて、野球に行くのに、親が寝ているなんてありえんでしょう」
と言った。タバコを喫いながら。
この理事長はもう辞めたが、そういう「時代遅れ」が、まだ船底の牡蠣みたいにこびりついているのだ。ミキティーの言うことは、残念ながら今でも通用する。

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ポイントは「親の負担を軽減する」ではある。
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が2大テーマであり、多くの少年野球チームでは、既にそれを実施している。
少し前までは、親が指導者の食事を作るのが当たり前のチームがあった。
「監督はサンドイッチ、三角形にして卵焼きははさまない」
「コーチはおにぎり。具は昆布とおかかだけ」
みたいな申し送りを父母がしているチームもあった。
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確かにそうした「悪習」は、無くなる方向にはあるが、無くなったわけではない。
我々は「良い兆候」だけに注目しがちだが、昔ながらの「少年野球」を続けている指導者もまだまだいるのだ。
特に地方では、野球の競技人口が減って、チームがどんどん減少する中で、地域で一番強いチームが、存続していることが多い。
そういうチームの指導者の中には、練習指導をしながらタバコを喫ったり、罵声怒声を浴びせかけたりするのもいるのだ。
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