
半年の間に143試合を消化する今のNPBのスケジュールは、MLBに比べて厳しいとは言えないが、高温多湿で、天候不順で観戦環境がますます厳しくなっている。
特に本拠地球場が屋外の球団は、試合消化が厳しくなってくるだろう。
今季のヤクルトの試合消化

本来、今日時点では21試合消化していなければならないが、16試合。早くも5試合の「後回し」が決まってしまった。
NPBでは雨天中止になった試合は、シーズン後半に日程が組みなおされる。
こういう感じで「負債」のように、未消化試合がたまると、9月以降の日程が厳しくなる。9月は「台風シーズン」でもともと中止になる試合が多くなる。
MLBなら3連戦で消化できなかった試合は、翌日に回すか、最終戦をダブルヘッダーにするなどして「後回し」を回避する。
しかしNPBでは球場が、球団のものでないことも多い。別のイベントが入っていることもある。チケット販売が間に合わないとか、運営スタッフの手配ができないこともある。
それもあってシーズン後半に仕切り直しするのだが、その試合も雨になって、ざんざんぶりの中で試合を強行したりする。

MLBはポストシーズンまでに消化できない試合は打ち切るが、NPBでは143試合のペナントレースは、何があっても消化する。一時期はCSの最中に試合消化をしていたことがある。その試合も公式戦に算入されるが、順位争いは、CS開幕の2日前で打ち切られるため、例えば0.5差で順位が競っていた場合でも勝敗は順位に反映されない。
そういう事態を避けるために、未消化試合を何としても消化しようとするわけだ。
試合数が増えるなか、天候不順は激しくなる。たとえば他球団のドーム球場使用を増やすとか、ダブルヘッダーを認めるとか、もっと柔軟な試合編成をすべきだろう。
雨天中止試合を「その月のうちに消化する」ことを考えないと、ドーム球場を持たない球団のペナントレースはますます厳しくなるだろう。


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MLBなら3連戦で消化できなかった試合は、翌日に回すか、最終戦をダブルヘッダーにするなどして「後回し」を回避する。
しかしNPBでは球場が、球団のものでないことも多い。別のイベントが入っていることもある。チケット販売が間に合わないとか、運営スタッフの手配ができないこともある。
それもあってシーズン後半に仕切り直しするのだが、その試合も雨になって、ざんざんぶりの中で試合を強行したりする。

MLBはポストシーズンまでに消化できない試合は打ち切るが、NPBでは143試合のペナントレースは、何があっても消化する。一時期はCSの最中に試合消化をしていたことがある。その試合も公式戦に算入されるが、順位争いは、CS開幕の2日前で打ち切られるため、例えば0.5差で順位が競っていた場合でも勝敗は順位に反映されない。
そういう事態を避けるために、未消化試合を何としても消化しようとするわけだ。
試合数が増えるなか、天候不順は激しくなる。たとえば他球団のドーム球場使用を増やすとか、ダブルヘッダーを認めるとか、もっと柔軟な試合編成をすべきだろう。
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