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岡本和真が6日の阪神戦の一塁交錯プレーによって負傷交代した。左肘の筋損傷で長期離脱しそうだという。
今季はヤクルトの村上宗隆も「上体のコンディション不良」で一軍戦に出ていない。
この二人は、セ・リーグで並ぶものがないスラッガーだった。

2020年以降のセ・リーグの本塁打王、打点王

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コロナ禍以降の5年、合わせて10のタイトルのうち、岡本、村上以外の選手が獲得したのは、DeNAの牧が2023年にとった打点王だけ。

岡本と村上が、セ・リーグでは傑出した打者であることがわかる。

それだけでなく、二人は両リーグ通じての「最強打者」である。
2020年~24年、両リーグの通算での本塁打数20傑。

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ここ5年間で計150本を打った打者は村上と岡本の2人だけなのだ。5年150本と言えば「平均30本塁打」だ。連続する5年で232本を打った王貞治は別格として、最近の「投高打低」がよくわかる。

パ・リーグ最多は、2023年、性的スキャンダルでほぼ全休した山川の123本、つづいて浅村栄斗の117本。5年で100本塁打を打った選手さえ7人しかいない。また外国人選手の「小型化」も明らかだ。

二人が長期離脱した今季、セ・リーグの打撃タイトル争いはどうなるのか。

今季覚醒した感のある阪神の佐藤輝明、打点王を獲得したことがあるDeNA牧秀悟、広島の末包昇大あたりが有望ではあろう。


村上の上半身の不調は、打球速度を上げるために過度のトレーニングをしたことが原因になった可能性がある。
岡本と村上は、ともに大谷翔平の背中を追いかけて、MLBに挑戦使用することを望んでいる。ともに守備が得意とは言えない内野手だから、私は吉田正尚の二の舞になると危惧しているが、このケガ、故障でMLB挑戦のタイミングがずれ込む可能性が出てきた。

今季は日米ともに故障者が多いが、すべての選手ともに何とか「大事」にならないでほしいと思う。

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Note


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2023年森原康平、全登板成績

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