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これはニュースというよりは、オンラインカジノ問題の「決着がこうなる」ということなのだろう。
TBS
「自首したい」プロ野球巨人2選手が書類送検 オンラインカジノで賭博の疑い オコエ瑠偉選手と増田大輝選手

オンラインカジノをやっていたプロ野球選手は8球団16人とされているが、ここまで名前が判明していたのはオリックスの山岡泰輔だけだった。
オリックスと山岡は、NPBが動く前に警察に届け出をして公表してしまった。そのあとでNPBが、オンラインカジノを利用したことがあれば自主的に名乗り出るよう呼びかけて7球団15人が名乗り出た。

そのまま形式的な処分をするかと思えたが、山岡が大阪府警から4月10日に賭博の疑いで書類送検されたことで「正直者が馬鹿を見ることになるのか」、という批判が起こっていた。
警察は山岡について「起訴を求めない意見付き」で書類送検していた。
山岡は「2023年秋までの約3年間で約300万円をカジノに賭けた」と話していた。

NPB側は結局、山岡以外の7球団15人も「書類送検(起訴を求めない意見付き)」で決着させることにしたのだろう。
オコエは700万円賭けて、約450万円負けた。増田は300万円賭けて、約230万円負けたとのことだ。20代の社会人としては巨額の掛け金だが、プロ野球選手の年俸からすれば「ほんの遊び」ではあるだろう。

残る6球団、13人も同様の形で順次警察に書類送検されて、名前が公表されるのだろう。

ここへきて「正直山岡」の評価が逆転した感がある。書類送検の発表から約1か月で、一軍に復帰したが、周囲のまなざしは好意的だ。

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オコエや増田も1カ月ほどの「謹慎期間」を経て現場復帰するのだろう。他の選手も同様の処分になるはずだ。

独立リーグから育成で入った増田大輝の立場は弱い。同じ徳島から育成で巨人に入った篠原慎平が、バカをやって謹慎処分からそのままクビになったことがあったが、増田もそうなる可能性があるだろう。

今回は、これが「最終決着」になるのだろう。

私はプロ野球選手の「オンラインカジノ汚染」は、こんなものではないと思う。何千万の金を溶かしている選手が複数いると思う。自分が処分されなかったことで「逃げおおせた」と思い、さらに深入りするのではないかと危惧する。




Note


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