
「それ見たことか」とは言いたくないが、ここへきて「佐々木はなぜ、そうまでして今年、MLBに移籍しなければならなかったか?」が焦点になって来るだろう。
今季の佐々木の戦績

NPB時代の佐々木朗希の特長は
・160㎞/h超のフォーシーム
・140㎞/hの落差の大きいフォーク(スプリッター)
・制球力
の3つだと言える。伸びのあるフォーシームで打者を追い込み、フォークで三振を奪う。最も重要なことは、フォーシーム、フォークともにストライクゾーンに投げ込む制球力があることだった。
MLBに移籍した佐々木は、東京での第2戦に先発。最初の4球は160㎞/hを超したが、以後、フォーシームは155㎞/h前後となった。
そしてフォークはストライクゾーンに決まらず、各打者はフォークを見切り、打ちやすくなったフォーシームを狙うようになった。
残念なことに、佐々木にはそれ以外の球種がほとんどなかった。スライダーを一応投げるが効果的な球とは言えず、投球の幅が全くなかった。
さらに佐々木には「経験値」も全く不足していた。打ち込まれたとき、勝てないときにどうすればいいかを自分自身で考えることができなかった。
大谷翔平、山本由伸というビッグネームに何とか追いつこうと無理を重ねるうちに、肩の深刻な故障を発症したわけだ。
誰が見ても、佐々木朗希が「周囲の反対を押し切って今、MLBに移籍する」必然性はなかったのだ。周囲に暗躍する大人にとって、佐々木は「野球選手」ではなく「ビジネスチャンス」としか映っていなかったのだろう。
率直に言って、取り返しがつかない事態だと思う。インピンジメント症候群には、トミー・ジョン手術のような決め手となる治療法はない。今季を全休してもいいから完治を目指したうえで、来季もマイナーからスタートすればよいのではないか。


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2023年森原康平、全登板成績


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・140㎞/hの落差の大きいフォーク(スプリッター)
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MLBに移籍した佐々木は、東京での第2戦に先発。最初の4球は160㎞/hを超したが、以後、フォーシームは155㎞/h前後となった。
そしてフォークはストライクゾーンに決まらず、各打者はフォークを見切り、打ちやすくなったフォーシームを狙うようになった。
残念なことに、佐々木にはそれ以外の球種がほとんどなかった。スライダーを一応投げるが効果的な球とは言えず、投球の幅が全くなかった。
さらに佐々木には「経験値」も全く不足していた。打ち込まれたとき、勝てないときにどうすればいいかを自分自身で考えることができなかった。
大谷翔平、山本由伸というビッグネームに何とか追いつこうと無理を重ねるうちに、肩の深刻な故障を発症したわけだ。
誰が見ても、佐々木朗希が「周囲の反対を押し切って今、MLBに移籍する」必然性はなかったのだ。周囲に暗躍する大人にとって、佐々木は「野球選手」ではなく「ビジネスチャンス」としか映っていなかったのだろう。
率直に言って、取り返しがつかない事態だと思う。インピンジメント症候群には、トミー・ジョン手術のような決め手となる治療法はない。今季を全休してもいいから完治を目指したうえで、来季もマイナーからスタートすればよいのではないか。


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