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朝日新聞
竜王戦の棋譜を無断配信、ユーチューバーに841万円の賠償命じる
東京地裁が、将棋の竜王戦の棋譜を動画で撮影して、無許可で配信したユーチューバーが、竜王戦主催者の読売新聞に841万円を支払う判決を出した。

Youtuberと言うのは動画配信をして、広告収入など、アフィリエイトで収入を稼ぐ商売だ。
主催者の読売新聞や日本将棋連盟の許可を得ることなく棋譜を撮影してオンタイムで配信していた。
2022年と23年の第35、36期竜王戦の対局当日に、153本の動画で棋譜を配信したという。

NPBは今年2月から試合や選手を撮影した動画、静止画をSNSに上げることを禁止している。今の球場では万の単位で観客が動画、静止画を撮影している。撮影すること自体は、三脚やパソコンを使わない限りOKだが、それをオープンなSNSにアップするのはアウトだ、ということだ。
「今日、〇〇選手が元気でプレーしてました」と選手の写真をtwitterに上げるのもアウトだ、ということだ。
もしこれを本当に厳しく取り締まれば、お客は委縮し、観客動員に影響する可能性がある。
そもそもそうした投稿を全部チェックすることなど不可能だ。

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そういうのではなくて、この将棋の例のように、営利目的で試合の画像や動画などをアップする行為に限定して、規制の対象とすべきだ。

Youtubeには、テレビのスポーツ番組を気取ったようなサイトがいくつもある。選手の試合シーンをオンタイムでアップしたり、スコアを報じたりしている。
こういうのは、放映権料を支払って放送しているテレビ局などの権利を明らかに侵害している。
また「1球速報」アプリにスコアをアップするのも、「1球速報」の業者の権利を侵害している。

こういうのだけを取り締まるのが現実的だろう。

今は「規則上アウトだけども、チェックするのも取り締まるのも不可能だから放置している」状況だ。こういうのが一番気持ち悪いと思う。





Note


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