およそスポーツの世界で、最悪の背信行為は「八百長」にとどめを刺す。
「八百長＝敗退行為」は、スポーツ観戦者の信頼を完全に裏切る最悪の行為だ。

オーストラリアのビクトリア州警察は2日までに、スポーツ賭博に関わる不正をした疑いで、プロサッカーリーグ、Aリーグのウエスタン・ユナイテッド（メルボルン）のMF檀崎竜孔容疑者（25）を逮捕した。地元メディアが報じた。試合中、故意にイエローカードを受け、スポーツ賭博の結果を操作した疑いが持たれているという。

ここまではっきりと報じられていると言うことは、この男のやったことはかなり詳細に明らかになっているのだろう。

ただ一般の刑法としては、八百長はそこまでの重罪ではない。この男はすでに釈放されていると言う。
この男は宮城県出身、青森山田高から 北海道コンサドーレ札幌を経て日本やオーストラリアのクラブで活躍した。

まだ25歳であり、Jリーグのサッカーの教育方針で育ったはずだ。つまりスポーツマンシップについてはよく理解していたはずだが、いつから道を踏み外したのか？

プロ野球の世界で、海外で八百長に関与した野球人には、元阪神の中込伸がいる。2009年10月、台湾プロ野球、兄弟エレファンツのチームぐるみの八百長に関与したとして有罪判決を受けた。
日本に帰国後、関与を否定したが、以後、野球界からは姿を消している。

日本サッカー界は、檀崎にしっかり事情聴取すべきだろう。彼の背後に関係者がいるだろうが、日本人、日本サッカー界に関係した人の関与はないのか。

そしてもちろん、この男の日本サッカー界復帰は、潔白が証明されない限り、あってはならないだろう。










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