「更生」の難しさ : 野球の記録で話したい

日テレ
【速報】元プロ野球選手（43）を不同意わいせつ容疑で逮捕　福岡ソフトバンクホークスで「堂上隼人」の名前でプレー　過去には強制わいせつ罪で実刑判決も

ことし4月、神奈川県横浜市保土ケ谷区の路上で、面識のない18歳の女性の上半身を触るなどわいせつな行為をした疑いがもたれています。

今は美嶋隼人と名乗っているが、元ソフトバンク捕手の堂上隼人だ。
現役時代に犯罪を起こしたときにも、このブログで書いた覚えがある。

堂上隼人、逮捕さる｜野球報道

四国アイランドリーグの香川オリーブガイナーズ出身で、育成から2010年に支配下に昇格した。甲斐拓也よりも少し早い時期の選手で、頑張れば一軍で活躍する可能性もあっただろう。

余罪もあったようで懲役2年の実験判決を受けて服役した。

出所後、前歴を隠すために養子に入ったか、何らかの形で堂上姓を美嶋姓に改めた。プロ野球で堂上と言えば、堂上照とその息子2人、そして彼と4人しかいない。隼人は「どううえ」、他の3人は「どのうえ」ではあるが。
名前も変えて、一から出直すつもりだったのだろうが、昔の彼を知る組織や人脈には頼ることができない。
普通のセカンドキャリアとは異なり、非常に厳しい道が待っていたはずだ。
自業自得ではあるけども。

プロ野球選手として華々しい時間を持っていた人間が、性犯罪などで身を落とすとなかなか立ち直れない。
普通の人より落差が大きい分、世間の風当たりも厳しくなるのだ。43歳の彼はどんな人生を送っていたのだろうと思う。