
フジテレビのアナウンサーが書類送検され、部長が逮捕された。オンラインカジノの闇は深い。
アナウンサーの山本賢太は慶應義塾高野球部出身。柳町達の1年後輩だ。部長の鈴木善貴にオンラインカジノの手ほどきを受けたとされる。
今、オンラインカジノで書類送検されたり、逮捕されたりしているのは、業界にかかわらず「20~40代」が多く、高収入で、比較的自由度の高い職業の男性ということになる。
芸人、プロ野球選手、テレビ局職員は、まさにこの条件に当てはまる。
オンラインカジノの利用者は370万人を超え、掛け金は1兆円を超えるとされる。日本人の3%が手を染めているわけで、その大半が男性だろうし、パチンコをする層などよりも収入は比較的高めだろう。

NPBは自己申告に基づいた手ぬるい調査で事足れりとしたいのだろうが、このままで済むとは思えない。
「20~40代」「高収入」「自由度高」という3条件がすべて当てはまることを勘案すれば、今の十数人ではなく、50人ほどが関与している可能性が高いのではないか。
今、警視庁をはじめ、各道府県の警察が独自に捜査をしているが、その結果が五月雨的に発表されて、野球選手や関係者が今後も、実名を挙げて書類送検される可能性はかなり高いだろう。
その数字がこれまでNPBが発表した「8球団15人」という発表人数を超えるのは間違いないのではないか。
NPB側が自浄能力を発揮して、関与した人物を徹底的に調べ上げて発表していれば、慌てることはないだろうが、ミニマムな調査でごまかしに近いような数字を挙げていたのなら、今後は信用にかかわる事態になるだろう。
特に、フジテレビの鈴木のように、賭博の掛け金が億の単位など高額で、しかもオンラインカジノが違法と明確にアナウンスがあった以降も手を染めていた選手が明らかになった場合は、書類送検ではなく、逮捕される可能性もあるだろう。
オンラインカジノ常習は「依存症」であり「病気」なのだ。理性でわかっていても、発覚しないうちは「やめらない」はずだ。
心当たりのある選手、そしてNPBは戦々恐々としているだろうが、NPBがまともな組織であれば、今からでも徹底的な再調査をすべきだと思うが。
50年以上前の「黒い霧事件」に匹敵する不祥事になる可能性があると思うが、手をこまねいて待つだけなのだろうか?

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