
一昨日はマツダスタジアムで広島ーヤクルト戦を見ていた。一塁側、つまりカープ側で観戦していたのだが、私の席の後ろに3人の男性が座った。
30代くらいだろうか、中の一人がリーダー格のようで、しかも一塁側なのにヤクルトファンのようで、ヤクルト選手の応援をする。
それは別に構わないが、大声でがなる彼の掛け声が気になった。
ヤクルト選手のフライが上がると「落とせ!」
ゴロが転がると「エラーしろ!」
広島の投手が打ち込まれると「ピッチャー代われ!」
「中﨑に交代しろ!」(なぜ中﨑なのかはわからないが)
言うことがいちいちネガティブなのだ。
ヤクルト選手に「がんばれ」とは一言も言わない。

彼が声を上げると、2人の「子分(なのか?)」は笑い声をあげるが、かなり不自然で無理があった。
恐らく職場の上司か、社長なのだと思うが、この人物は、職場でも、部下や社員の失敗、欠点をあげつらい「ほかのやつに代えるぞ」くらいなことは言っているのではないかと思った。
日本には「指導」とは「欠点を指摘すること」「失敗を叱ること」だと思っている人がまだたくさんいる。そういう人は、選手の能力を「伸ばす」というよりは、欠点を「矯正」して「まともにする」あるいは、「自分の言いなりの従順な人間を作る」ことを目指しているわけだ。
人の欠点をよく指摘する人は「自分は鋭い」「モノが見えている」と思っているが、本当に鋭い人は「欠点」を認識したうえで「どのタイミングで伝えるか」「どう伝えるか」を考えている。
欠点を指摘するだけでは萎縮したり、反感を買うなど、いい結果に結びつかないことも多いからだ。
「甘やかさずに厳しく指摘するのが本当の指導」などという人もいるが、モチベーションを下げるような指導者は無能だと言ってよいのではないか。
こういうネガティブな人の掛け声を聞くのは嫌だなあ、と思っていたら、3人組は試合半ばでさっさと席を立って出ていった。野球がそれほど好きでもなかったのだろう。
日本にはこういうネガティブ志向の人がまだたくさんいる。つまんねーことだと思った次第。


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言うことがいちいちネガティブなのだ。
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彼が声を上げると、2人の「子分(なのか?)」は笑い声をあげるが、かなり不自然で無理があった。
恐らく職場の上司か、社長なのだと思うが、この人物は、職場でも、部下や社員の失敗、欠点をあげつらい「ほかのやつに代えるぞ」くらいなことは言っているのではないかと思った。
日本には「指導」とは「欠点を指摘すること」「失敗を叱ること」だと思っている人がまだたくさんいる。そういう人は、選手の能力を「伸ばす」というよりは、欠点を「矯正」して「まともにする」あるいは、「自分の言いなりの従順な人間を作る」ことを目指しているわけだ。
人の欠点をよく指摘する人は「自分は鋭い」「モノが見えている」と思っているが、本当に鋭い人は「欠点」を認識したうえで「どのタイミングで伝えるか」「どう伝えるか」を考えている。
欠点を指摘するだけでは萎縮したり、反感を買うなど、いい結果に結びつかないことも多いからだ。
「甘やかさずに厳しく指摘するのが本当の指導」などという人もいるが、モチベーションを下げるような指導者は無能だと言ってよいのではないか。
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