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今の参議院選挙では、百田尚樹をはじめ、参政党の候補者など、外国人排斥を訴える論調がかつてなく増えている。
あたかも、日本が今抱えている問題の大半が「外国人のせい」みたいな論調だ。
外国人叩きは「何でもいいから人をディスりたい」と思う人にとっては、安全でお手軽なレジャーだ。
外国人をディスっている限りは、隣人にクレームを付けられることはないし、彼らに反論されることも少ない。

しかし外国人の犯罪率は、ずっと日本人より低いし、増加傾向にもない。

中国のマフィアとか犯罪集団などは、深刻な犯罪を起こしているが、大部分の外国人は、そうした組織犯罪と無関係だ。

プロ野球の世界でも、外国人選手におかしな批判をする解説者がたくさんいた。

「あいつらは基本ができていないから、ゴロでも片手で捕ろうとする。日本の選手はマネしちゃだめ」
「外国人は、あいさつしないだろう。野球に対して不真面目なんだよ」
「あいつらは何でもかんでもバットを振り回す。打撃の精度が低いんだよ」

NPBからMLBへの移籍を志す、有為の選手たちは、こんなことは夢にも思っていないはずだ。

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一方で「日本えらい」の大合唱も起こっている。
やれ「日本食は世界一うまい」とか「街がきれい」とか「安全だ」とか「親切だ」とかくっだらないことを自慢して、日本は素晴らしいと「自慢」したいわけだ。

要するに、日本はここまで「自信喪失」しているわけだ。でも今から自分自身を変革するような「気概」がないから、よそ者をディスって憂さ晴らしをしているだけだ。

外国人の組織犯罪や、おかしなビジネスの展開は規制すべきだが、国際化が進展する中、外国人への偏見を助長するのは、マイナスでしかない。

今の「外国人ディスり」の大半が「現実を正視したくない」日本人の卑屈さ、弱さに起因していることを知るべきだろう。




Note


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