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時事
米、少年野球団にビザ発給拒否 ベネズエラ、大会出場できず

ドナルド・トランプは、国内の諸問題、様々な社会矛盾もすべて「民主党と外国人のせい」にすることで、妄信的な支持者の関心を引き付けてきた。熱狂的な支持を続けて得るためには、外国人の排斥を続けるしかない。

サウスカロライナ州で開幕した少年野球世界大会の出場権を得ていたベネズエラのチームが、米政府にビザ(査証)発給を拒否され、参加を断念していたことが分かった。

トランプとて、野球少年に罪がないことくらいわかっている。彼らがアメリカに来て悪事をすることなどないはずだし、ディープステートとつながりがあるはずもないことも。

しかしポピュリズムとは「誰が味方で、誰が敵か」を常に確認していくことでもある。無理にでも黒白をつけて、黒を攻撃し、白を誉めそやす。これを続けることで、頑迷な支持者の歓心を引き付け続けなければならない。

スポーツの世界は「グローバリズム」によってマーケットを拡げてきた。
国境、人種、宗教や政治体制の違いを乗り越えて、スポーツと言う「共通の言語、文化」を共有することで発展してきた。

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しかしトランプは「反グローバリズム」を標榜し、アメリカ人は海外に目を向けず、アメリカ国内のことだけを考えるように主張してきた。

子供の野球大会だけでなく、スポーツの国際大会にトランプにひれ伏していない国の選手がやってくることを妨害するかもしれない。

MLBはNBAとともに、外国人選手の比率が大きい。支持基盤である頑迷な保守主義者が、それに気づいて騒ぎ始めれば、トランプが、外国人選手「アメリカの富を奪っている」と言い出す可能性もあるだろう。

2028年にはロサンゼルスでオリンピックがあるが、この年は大統領選挙もある。この時まで悪夢の政見が力を持続していれば、ヒトラーの「権力誇示の場」となった1936年の再現のようになる可能性もあるだろう。

参政党の躍進によって、日本のポピュリズムが勢力を得れば、プロ野球など日本のスポーツも無事ではないかもしれない。



Note


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