
この参議院選挙以来、新聞やテレビなどのいわゆるオールドメディアは、連日「ファクトチェック」の記事を出しているが、これは予想以上に有効なようだ。
主なターゲットは参政党であり、彼らが発信する「外国人の犯罪が増えている」とか、「外国人の容疑者は捕まっても起訴されないとか」そういう類の事実関係を公的機関のデータなどをもとに一つ一つ「ファクトチェック」して潰している。
こうした「事実」を突き付けられると、与太な支持者は驚くほどもろい。本当に反論するのなら、新たな数字を出すとか、違った切り口から反論を試みるなどすればいいのだが、そういう記事についている反論のコメントは
「犯罪者が増えている減っているの問題ではない」とか
「数字ではなく、一つ一つの事実が問題だ」
みたいな論点逸らしばかりになる。
それとともに
「オールドメディアはなぜ日本人ではなく外国人の肩を持つのか?」
みたいな意見も多い。
彼らは要するに「本当かどうか」を争点にしたくない。それよりも「日本人ファースト」という言葉に「日本人なら賛同せよ」と言っているわけだ。

「日本人ファースト」という言葉は、かなり恥ずかしい。彼らの理屈によれば、日本、日本社会は、日本人をえこひいきすべきだ、と言っているのだ。
まともな社会では、人々の権利は平等で、その国に住む人も、他国から来た人も、同じように遇される。命や生活の保障を平等に受けることができる。
あたりまえのことだ。
そして、今の日本は、いろいろ問題があるにせよ、基本的人権は守られているし、日本人も外国人も、法を犯さない限りは、法に守られ、安全に生活できる。先進国家とはそういうものだ。
念を押す様だが「今の日本は、日本人より外国人の方が優遇されている」という主張は誤りだ。
もちろん、一部に問題を起こす外国人がいるのは事実だし、外国が絡んだ犯罪も起きている。
しかしそれは、日本全体のスケールで見れば微々たるものだ。
今後、外国人の流入が増えるとともに、問題行動や犯罪が増えるだろうが、それは個別に対応すればいいだけだ。
ごく少数の問題行動、犯罪を理由に外国人を排斥したって、日本社会が良くなるわけではない。
「日本人ファースト」という言葉が悪性の伝染病のように広がった背景には、日本の「国力の減退」がある。少子高齢化が進み、経済力も減退する中で、日本人の生活はじりじりと貧しくなっている。自信を失った一部の人が、その原因が自分たちにあることを直視したくなくて、「外国人」に擦り付けようとしているのだ。
今、外国から来た観光客が日本の食べ物を食べて「おいしい」と絶賛するような記事が毎日おびただしく出ているが、これは、自信を失った日本人の「承認欲求」をぐっとつかんでいるのだろう。
「日本人ファースト」は、アメリカでドナルド・トランプが言い始めた「アメリカ・ファースト」と全く同じ図式であり、参政党の神谷宗幣は、トランプのポジションに座りたいと言うマーケティング的な意図をもって、この言葉を使い始めたのだ。
格差社会のアメリカでは、極論を振り回すトランプが権力の座に就いたが、日本の国民はもう少し賢いはずだ。
「ファクトチェック」されれば木っ端みじんにやられるような連中が権力を握る未来は、よもや来ないだろう。

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「数字ではなく、一つ一つの事実が問題だ」
みたいな論点逸らしばかりになる。
それとともに
「オールドメディアはなぜ日本人ではなく外国人の肩を持つのか?」
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彼らは要するに「本当かどうか」を争点にしたくない。それよりも「日本人ファースト」という言葉に「日本人なら賛同せよ」と言っているわけだ。

「日本人ファースト」という言葉は、かなり恥ずかしい。彼らの理屈によれば、日本、日本社会は、日本人をえこひいきすべきだ、と言っているのだ。
まともな社会では、人々の権利は平等で、その国に住む人も、他国から来た人も、同じように遇される。命や生活の保障を平等に受けることができる。
あたりまえのことだ。
そして、今の日本は、いろいろ問題があるにせよ、基本的人権は守られているし、日本人も外国人も、法を犯さない限りは、法に守られ、安全に生活できる。先進国家とはそういうものだ。
念を押す様だが「今の日本は、日本人より外国人の方が優遇されている」という主張は誤りだ。
もちろん、一部に問題を起こす外国人がいるのは事実だし、外国が絡んだ犯罪も起きている。
しかしそれは、日本全体のスケールで見れば微々たるものだ。
今後、外国人の流入が増えるとともに、問題行動や犯罪が増えるだろうが、それは個別に対応すればいいだけだ。
ごく少数の問題行動、犯罪を理由に外国人を排斥したって、日本社会が良くなるわけではない。
「日本人ファースト」という言葉が悪性の伝染病のように広がった背景には、日本の「国力の減退」がある。少子高齢化が進み、経済力も減退する中で、日本人の生活はじりじりと貧しくなっている。自信を失った一部の人が、その原因が自分たちにあることを直視したくなくて、「外国人」に擦り付けようとしているのだ。
今、外国から来た観光客が日本の食べ物を食べて「おいしい」と絶賛するような記事が毎日おびただしく出ているが、これは、自信を失った日本人の「承認欲求」をぐっとつかんでいるのだろう。
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格差社会のアメリカでは、極論を振り回すトランプが権力の座に就いたが、日本の国民はもう少し賢いはずだ。
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