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THE ANSWER
「そろそろ限界です」卓球・張本智和、Tリーグ独自ルールに本音「普通の試合がしたいだけです」
1週間ほど前のニュースで、野球ではなく卓球の話だが、気になっていた話だ。

Tリーグは試合時間の短縮を目的に、ダブルスの3ゲーム目、シングルスの最終ゲームは6-6から始め、10-10では1本勝負、チームの勝敗を決するビクトリーマッチは1ゲームマッチなど、国際ルールとは異なる独自のルールを採用している。

こうしたルールはTリーグ独自のもので、WTTなど国際試合や他のリーグでは行われていない。

国際大会で活躍するトッププレイヤーである張本にとっては、違和感でしかないと言うことだろう。

この問題、Tリーグのルールの妥当性についての議論もあるだろうが、それ以上にTリーグだけが他の卓球界とは別個の「独自のルール」を採用していることがより大きい。

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Tリーグは2017年に創設されたプロ卓球リーグであり、JリーグやNPBのように、卓球選手もプロとして生活できるようにと設立された。
しかし当初から「ビクトリーマッチ」など、独自ルールを採用したこともあり、本来統一するべきだった社会人の「日本卓球リーグ」と併存する状態が続いている。

試合短縮やゲーム性をアップするためにルールを改変することは、近年、各競技で見られるが、グローバルな大会が増え、選手移籍が「国際化」するとともに「ルールのギャップ」が大きな問題になっている。

野球界でも、MLBは近年「申告敬遠」「ワンポイント投手起用の禁止」「延長タイブレーク」「ピッチクロック」など、矢継ぎ早にルールを変えている。そのたびに異論が出ているが、MLBの場合、こうしたルール変更は、定着している。
MLBは、世界のトップリーグであり、野球選手にとっては究極の目標になっている。MLBがルール変更すれば、他のリーグ、団体も右へ倣えになっていくのだ。KBOもCPBLも「ピッチクロック」を採用した。NPBだけは対応が遅いが。

しかしTリーグは日本国内のプロリーグにすぎない。21年に創設されたWTTやアマチュアの国際大会などに比べれば、辺境のリーグであり、世界の中心にあるリーグとは言えない。
Tリーグが、独自ルールを続けるのは、張本など世界で戦くトップ選手にとっては「違和感」でしかないわけだ。

Tリーグ関係者が、国内の事しか目に入っていないのだとすれば、今後、トッププレイヤーの離反を招く恐れがあるだろう。

「独自ルール」が増えれば増えるほど「世界」との距離感は広がっていく。このことは留意すべきだろう。




Note


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