
日本高野連の寶馨会長は
「本当に細かいものから報告してもらって、年間1000件以上になるわけですが。そういったことは徹底してるんですが、我々も事実として認定できていないところとか。今のところ最善のところと思ってます。ひょっとしたら、改善の余地があるかと思います」
と言った。
このうち、学生野球協会に報告を上げて処分を求めているのは、10%程度ということになる。
学生野球協会に上がった事案は、審査室で審議して処分を決めて、世間に発表する。指導者、学校が謹慎や対外試合禁止などの処分を受ける。何度も言っているが、同時に世間に名前と行状が知られることで、いわゆる「社会的制裁」を受けることになる。

しかし寶会長の言によると、日本高野連に上げられる90%前後の「不祥事」「問題行動」などは、日本高野連内部で検討され、公表されることなく「厳重注意」などの処分を科される。
これ「内部処分」ではあるが、世間一般の間隔では「隠ぺいしている」と取られてもおかしくない。
広陵高校の案件もそうだったわけだ。客観的に見てこの不祥事は、学生野球協会に上げるべきものだったと思う。被害生徒側は、日本高野連の処分が非公表だったことに不満があったし、その報告内容にも不満があった。それでSNSで発信をして、広陵高校の不祥事を暴露したわけだ。
これがものすごい大事になったわけだが、高野連に報告されたものの、世間に公表されず(一部メディアが報道することがあるが)、外見的には「なかったこと」になっている事案は、非常に多い。
広陵高校の事例が先例となって、他の高校の事案の被害者、関係者が声を上げ始めたら、収拾がつかない事態になるのではないか。
広陵の事案は「一件」だったので大きく取り扱われたが、この手の問題が複数明るみに出ると、一つ一つの扱いは小さくはなるだろう。
しかし、こういう形で高校野球の「前時代的な体質」、日本高野連の「隠ぺい体質」が明るみに出ると、高校野球は「存続の危機」になるかもしれない。
たちが悪いことに、被害者側のSNSの告発には、何の関係もないネット民、炎上することで快感と実利を得るような輩が乗っかって来る。元は小さな事案であっても、極悪非道を暴いたような騒ぎになる。
地方高野連の中には、未だにメールの送受信ができず、ファクシミリでやりとりをするところもある。ネット社会に暗いこうした旧弊さが、命取りになる可能性は大いにあるだろう。

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これ「内部処分」ではあるが、世間一般の間隔では「隠ぺいしている」と取られてもおかしくない。
広陵高校の案件もそうだったわけだ。客観的に見てこの不祥事は、学生野球協会に上げるべきものだったと思う。被害生徒側は、日本高野連の処分が非公表だったことに不満があったし、その報告内容にも不満があった。それでSNSで発信をして、広陵高校の不祥事を暴露したわけだ。
これがものすごい大事になったわけだが、高野連に報告されたものの、世間に公表されず(一部メディアが報道することがあるが)、外見的には「なかったこと」になっている事案は、非常に多い。
広陵高校の事例が先例となって、他の高校の事案の被害者、関係者が声を上げ始めたら、収拾がつかない事態になるのではないか。
広陵の事案は「一件」だったので大きく取り扱われたが、この手の問題が複数明るみに出ると、一つ一つの扱いは小さくはなるだろう。
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