
甲子園は、今やほとんど「私学の大会」になりつつある。
1948年の学制改革で「中等学校」が「高等学校」になって以降の私学、公立別の参加校数。

当初は4校に3校は公立だったが、次第に私学が進出して1990年ころに逆転し、以後、どんどん私学の参加校が増えている。
これは、私学が「甲子園出場」を生徒募集の強力なツールにしたことがある。その始まりはPL学園だろう。私学はグラウンドや練習施設、さらには野球部寮などを充実させ、全国から多くの有望選手をかき集める。
これに対して公立高校は税金で維持されており、補強の予算は限られている。多くの選手を集める学校もあるが、野球部寮を設置しているところは少ない。
10年単位で見るとこうなる。

1950年には4分の3が公立だったが、平成に入るころには4割に、2000年には3割に、そして今は2割を切った。
今年は49校中、公立は6校だけ。
私学無償化が実現すれば、公立高校に行く生徒はさらに減少し、存在意義はなくなるだろう。維新など新自由主義的な考えの人は、そうしたいのだろうけど、公立高校が消滅すれば、高校野球の意義も半ば失われる。


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