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乗り物ニュース
なぜ車道をつぶして歩道にするの?→「儲かる」からです! 全国で相次ぐ再整備のワケ 「高速道路廃止」も


私は自動車免許を持っていない。どこに行くのも公共交通を使うか、徒歩か、せいぜい自転車だ。
この間も少年野球の取材に行くのに、最寄りの駅まで運営者の方に迎えに来てもらって、送っていただいた。そういうお手間をかけることはままあるが、大都市の近郊に住んでいる人間にとって、車に乗らないことでこうむる不便は、それほど大きくはない。

もちろんそれは公共交通機関が発達しているからだ。1時間に何本もの電車が来るから、移動は極めて容易だ。大都市圏は私鉄、JRに加えて地下鉄が発達している。
都市圏の球場へ行くのも極めて簡単。駅は大混雑するし、満員電車は多少苦痛ではあるが「時間の計算」ができるのがいい。

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これに比べると、地方は移動手段に本当に苦労する。
私は今年、香川県丸亀市のレクザムボールパーク丸亀でフレッシュオールスターゲームを観たが、この球場にはJR丸亀駅からは約3㎞ある。私は何度も歩いているが、地元の人は歩かない。みんな車だ。車で乗り付けてさっと帰ってしまう。歩けばいろいろなことがわかるのだが。

地方へ行ってしみじみ思うのは、田舎の人は本当に歩かないと言うことだ。歩かないのは健康によくないが、そういうことだけではなく、歩かないと、町や自然の景色に意識を走らせることがなくなってしまう。

よく地元の人に
「あの球場は山を背景にした本塁方向からの景色がいいですね」とか
「三塁側のスタンドから見える山脈は雄大ですね」とかいうのだが、
そういうのに反応する人は本当に少ない。
「いや、町から遠いのが不便でね」とか「帰りは渋滞するんで」
みたいな話になってしまう。
車に乗っているだけでは、自分の町のいいところにも気が付かないのではないか。

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私は12球団本拠地へ行くときでも、最寄駅からできるだけ歩くようにしている。球場がだんだん近づくと「期待感」「ワクワク感」が高まるし、試合が終わってから他の観客の人と口々に感想を言い合いながら帰るのも楽しい。ひょっとすると野球のだいご味はそれではないかとおもうのだが。

何度も言っているが北広島駅からエスコンフィールドへ行く2㎞の道のりは本当に楽しい散歩道だ。

しかし地方球場での「野球観戦」は、そういう余韻はほとんどない。終わったらみんな車でサーッと帰ってしまうからだ。
味気ないと思うし、これでは「野球好きの文化」みたいなのは生まれないのではないかと思う。
田舎の人は「1㎞歩く」というとすごい大変なことのように言うが、15分くらいで普通に歩ける距離だ。

この乗り物ニュースの記事は、幅広かった車道を狭くしてでも歩道を増やすことが「賑わいを創出する」ことになるわけだ。
車で通過するだけでは見えてこない街の歴史や風情、魅力が見えてくるわけだ。

大変かもしれないが、地方の野球ファン各位も、途中で車を止めてでも、歩いてみるべきではないかと思っている。
そもそも地方でも都市でも、野球ファンは球場周辺をもっと歩くべきではないか、と思っている次第だ。




Note


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