
午前中NPB選手のIsoD、つまり四死球だけの出塁率を紹介した。
MLBならどうなるか?
MLB両リーグ、規定打席以上の打者のIsoD、ベスト30 Baseball ReferenceのWARもつけた。

1位は、昨年、大谷を上回る巨額年俸でメッツと契約したファン・ソト。彼は長打が目立つが実は真骨頂は「WARに絡む数値が高い」ことだ。IsoDなどまさにその典型だ。
続いてマイク・トラウト。落ち目の印象があるが、彼も「WARの申し子」であり、この数値は依然素晴らしい。
そしてアーロン・ジャッジがこれに続く。さらにシュワバー。この手のホームランバッターは、投手が警戒することもあって四球が多くなる。
大谷も11位だがIsodは0.1を超えている。これも一流打者の証明と言えよう。彼は基本的に早打ちの傾向があるが、投手が警戒することも大きいようだ。

NPBは規定打席以上でIsoDが0.1を超える打者は皆無。300打席まで広げて4人だったが、MLBでは規定打席以上で18人いる。球団数が2.5倍あることを割り引いても、日本の打者は「早打ち」で出塁率をそれほど重視していないと言うことになるだろう。
鈴木誠也は0.080、NPBなら優秀だが、MLBでは48位だ。
ワースト20

最下位はブレーブスの中堅手、マイケル・ハリス二世、今季は160試合に出て16個しか四球を選ばなかった。こういうタイプの選手もいる。
ドジャースでいえばテオスカー・ヘルナンデスがこれで、IsoDは.038、カブスで今季売り出したピート・クロウアームストロングも.040だった。



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そしてアーロン・ジャッジがこれに続く。さらにシュワバー。この手のホームランバッターは、投手が警戒することもあって四球が多くなる。
大谷も11位だがIsodは0.1を超えている。これも一流打者の証明と言えよう。彼は基本的に早打ちの傾向があるが、投手が警戒することも大きいようだ。

NPBは規定打席以上でIsoDが0.1を超える打者は皆無。300打席まで広げて4人だったが、MLBでは規定打席以上で18人いる。球団数が2.5倍あることを割り引いても、日本の打者は「早打ち」で出塁率をそれほど重視していないと言うことになるだろう。
鈴木誠也は0.080、NPBなら優秀だが、MLBでは48位だ。
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最下位はブレーブスの中堅手、マイケル・ハリス二世、今季は160試合に出て16個しか四球を選ばなかった。こういうタイプの選手もいる。
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コメント
コメント一覧
IsoD の扱いについて一点だけ。
記事中で「IsoD=四死球だけの出塁率」とありましたが、実際には IsoD = OBP−AVG で、
OBP の分子・分母には安打や犠飛も入りますし、
AVGの分母はAB
OBPの分母はPA
と分母が違うため、「四死球だけのきれいなレート」にはなっていません。
Fangraphs では、OBP−AVGから “isolated patience” を作るのは
「平均とOBPは分母を共有していないので数学的な誤りだ」とまで書かれていますし、
https://blogs.fangraphs.com/avgobpslg-in-an-age-of-woba/
Baseball-Reference のブログのコメント欄でも「OBP−AVGは“たくさん歩く”だけでなく、打率が低いほど有利になる」と指摘されています。
https://www.baseball-reference.com/blog/archives/2338.html
日本語で指摘されている方もいます。
https://pennantspirits.blogspot.com/2020/09/isod.html
つまり、同じBB%でも低打率の打者の方がIsoDは大きくなりやすい構造です。
そのため、NPBとMLBのIsoD分布の違いから「日本の打者は早打ちで出塁率を重視していない」とまで一般化してしまうのは、
指標の性質を考えると少し踏み込みすぎかな、と感じました。
選球眼や出塁重視かどうかを論じるなら、BB% や O-Swing% などの指標も合わせて見ると、より説得力が増すると思います。