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昨日、東洋経済オンラインに「高校野球7回制」の記事を書いた。

アクセスはそれほどでもなかったが、Yahoo!転載されると570ものコメントがついた。

この記事は、
7回制議論で、アンケート結果は圧倒的に「7回制反対」だった。それよりもドーム球場など他球場でやり、甲子園のドーム化や開催時期を変えるなどの意見が多かった。しかし日本高野連は慈善興行しかできない団体なので、そうした変革をする力はない。7回制以外の選択肢は今の時点ではない。

というものだった。

私はその前提を理解したうえでの議論を期待したのだが、コメントは
「甲子園のことだけ言うな、インターハイはどうなんだ」とか
「現場(高校野球関係者)の意見を最大限に尊重するべき」とか
「時間短縮にならないし、熱中症対策にもならない」とか
「9回やってこそのドラマ」とか
「野球の質を落とすし、つまらない」

とか、それこそどうしようもないコメントばっかりが延々と続く。結局、ネット民の多くはいっちょ噛みがしたいだけで、真剣に考えているわけではないのだ。

ヤフコメ民の多くは、憂さ晴らしみたいなかんじで、コメントを書き散らしているのだ。
「公論」に対して匿名で「個人の感想」を書き散らすのは勝手だが、それを「まともな意見」として受け止める必要はあるのか?

日本高野連は「7回制」について、一般の人々に2つのアンケートを実施した。一つは調査会社にモニター登録している人に、状況を説明したうえで答えてもらったもの。
もう一つはネット上に、前提条件を提示したうえで「7回制是か非か」を問いかけたもの。

その結果も記事に書いたが、前者は賛成…35.9%、反対…25.0%、後者は賛成…768、反対…7923  
ネットでは圧倒的に「反対意見」が多かった。

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おそらく、ネットアンケートでは、ヤフコメ民同様、詳しい前提条件をすっ飛ばして「7回制」について「好きか嫌いか」で回答したのだと思う。

今のネット世論は、こういうレベルである。難しいことは考えずに「二元論」で賛否を表明する。状況を誠実に説明しても、ネット民はそれを読まないし、読んでも理解できない人が多い。それでも匿名をいいことに大騒ぎするわけだ。

その結果として「日本人ファースト」みたいな中身がない、ファクトの裏付けも全くない、単なるキャッチフレーズで、日本の国が動くようになっているのだ。

日本高野連はネット世論に対して、辛抱強く説明をして、7回制を導入するのだろうが、いばらの道ではあろう。




Note


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