
同時期に同じチームを相手に、日本人投手3人が投げることは、ありそうでほとんどない。3月30日~4月1日になげた佐々木朗希、大谷翔平、山本由伸の投球を詳細に分析してみよう。
まずは基本的なデータの比較

先発投手の1イニング当たりの投球数は、15球とされる。佐々木は60球で行くべきところを78球。これでは長いイニングを投げるのは難しい。大谷と山本は90球以下と合格ライン。
先発投手のストライク率は60%で合格、65%で優秀とされるが、山本の4月1日の数字は、彼としてはよくなかった。佐々木もよくなかった。山本は2奪三振、前回登板は結果的に「打たせて取る」投球だった。
被打率は大谷が圧倒的。
ではStatcastから、3投手の球種別の平均球速、回転数を見てみよう。

佐々木は昨年までフォーシームとスプリッターしかなかった。ロバーツ監督から「もう1種類覚えよ」と指示されてスライダーを覚えた。3月30日の登板ではカッターも投げていたことになっているが、佐々木としてはスライダーだったかもしれない。
いつも気になるのはフォーシームの回転数が2000そこそこだということだ。平均球速は3投手で一番速いがそれほどホップしていないので、とらえやすいかもしれない。4球種ともに回転数は少ない。彼の投法はあまりスピンをかけないのだと思う。ただスプリッターの回転数の少なさは際立っている。スピンキラーというそうだが、他の投手のこの球種とは別物だろう。軽く握って自然落下させるタイプ。ナックルとまではいわないが、特徴的なボールだ。
大谷は6球種。以前はフォーシームに次いでスイーパーが多かったが、今季はこれまであまり投げてこなかったカーブを多投している。高めに多く投げているが、これが効果的で、空振りをたくさん奪っている。カーブと言えばNPB時代から山本由伸の持ち球だが、これに倣ったか?次いでスプリッター、そしてスイーパー、ピッチトンネルによって途中まで同じ軌道に見える多彩な球種を投げている。これで「超大物スラッガー」でもあるのだから、いまさらながら恐れ入る。
山本も6球種、フォーシームは一番遅い。彼はフォーシームよりスプリッターの方を多く投げている。日本人投手の基本的な投球パターンではある。最近はカーブが減って、カッターをたくさん投げている。シンカーとともに速球系の変化球を左右に投げ分けている印象だ。オリックス時代の武器の一つだったカーブは減っている。
佐々木はスプリッターを生かすためにもフォーシームの精度を上げるとともに、もう少し回転数を上げるべきではないか。

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2023年森原康平、全登板成績


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佐々木は昨年までフォーシームとスプリッターしかなかった。ロバーツ監督から「もう1種類覚えよ」と指示されてスライダーを覚えた。3月30日の登板ではカッターも投げていたことになっているが、佐々木としてはスライダーだったかもしれない。
いつも気になるのはフォーシームの回転数が2000そこそこだということだ。平均球速は3投手で一番速いがそれほどホップしていないので、とらえやすいかもしれない。4球種ともに回転数は少ない。彼の投法はあまりスピンをかけないのだと思う。ただスプリッターの回転数の少なさは際立っている。スピンキラーというそうだが、他の投手のこの球種とは別物だろう。軽く握って自然落下させるタイプ。ナックルとまではいわないが、特徴的なボールだ。
大谷は6球種。以前はフォーシームに次いでスイーパーが多かったが、今季はこれまであまり投げてこなかったカーブを多投している。高めに多く投げているが、これが効果的で、空振りをたくさん奪っている。カーブと言えばNPB時代から山本由伸の持ち球だが、これに倣ったか?次いでスプリッター、そしてスイーパー、ピッチトンネルによって途中まで同じ軌道に見える多彩な球種を投げている。これで「超大物スラッガー」でもあるのだから、いまさらながら恐れ入る。
山本も6球種、フォーシームは一番遅い。彼はフォーシームよりスプリッターの方を多く投げている。日本人投手の基本的な投球パターンではある。最近はカーブが減って、カッターをたくさん投げている。シンカーとともに速球系の変化球を左右に投げ分けている印象だ。オリックス時代の武器の一つだったカーブは減っている。
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