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プーチンがゼレンスキーの書簡に激怒したという。長期政権や高齢などをあざけるような挑発的な表現が含まれていたからだという。
「長期政権」「高齢」というのは、独裁政権を象徴する言葉だ。
民主主義がまともに機能している国では、政権トップは数年で交代する。「独裁化」を防ぐために、そういうルールになっているわけだ。

プーチンが激怒したのは、自身が否定している「独裁」を指摘されたからだろう。

中国の習近平、ロシアのプーチンという世界の「二大独裁政権」の最大の特徴は「まともな選挙をせず」「自身の政治独裁を既成事実化している」という点だ。北朝鮮の金正恩も同様だ。
こういう国に限って「公明正大な選挙をして、国民が偉大なる首領を選出した」と喧伝しがちだ。

ただ独裁国家では、独裁者は「絶対に独裁の場を降りられない」。ここまで反対勢力を弾圧していたから、国内に強い怨念がわだかまっている。権力を失えば、猛烈な報復を受けかねないからだ。

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北朝鮮のように「世襲」を目指す道もあるだろうが、ロシア、中国ともに国民は「世襲まで認める」機運はない。両国ともに国民は「独裁者の命運が尽きる」のを待っているということもできよう。

独裁政権は、独裁者がいなくなると瓦解するのだ。

そうでない国家は、権力トップが引退しても、その政治体制は革命でも起きない限り存続される。引退した権力トップもその国にとどまることが出来る。

かの自由主義の総本山、アメリカでは「独裁者に恋い焦がれる大統領」が迷走を続けているが、彼は「独裁者にのし上がらない限り、やめたらアメリカにいられなくなる」と思い始めている。

彼自身の「保身」のために、アメリカは今後も大混乱に陥ることが予想される。私は今月渡米するが、ちょっと心配。




Note


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