2026-08-17 - baseb


トミー・ジョンは、あれほどの実績があり、それに加えて「トミー・ジョン手術」で世界の野球史に名を残しながら殿堂入りしなかった。
MLBで殿堂入りしていない投手の勝利数20傑を出してみた。キャリアの過半が近代MLBの始まる1901年以前だった投手は省いた。現役投手、引退したが殿堂入り資格未満の投手も含む。WARはBaseball Referenceのもの。右側にMVP、サイ・ヤング賞(CY)、最多勝(W)、防御率1位(ERA)、最多奪三振(SO)、オールスター出場(ASG)の回数もつけた。

※ご指摘を受けて、モイヤーを入れていないことに気が付いたが、在沖縄なので修正がなかなかできなかった。
こうしてみるとモイヤーは好成績と言えるシーズンがほとんどなく、すごい「イニングイーター」だったことがわかる。オールスターにも1回だけだ。ご指摘感謝

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ダントツの1位がロジャー・クレメンス、歴代9位の354勝、WARはサイ・ヤング、ウォルター・ジョンソンに次ぐ史上3位。サイ・ヤング賞7回は史上最多。間違いなくここ半世紀の最強投手でありながら、薬物疑惑で殿堂入りを逃した。最多本塁打のバリー・ボンズとともに「痛恨の薬物兄弟」と言える。

これについでトミー・ジョン、288勝は歴代26位だが、オールスター4回はあるものの主要タイトルはなし。イニングイーターとして長く投げたが、傑出した成績は上げず。WARも62.1とそれほど高くなかった。

3位には今季限りで引退を表明したバーランダー、この投手は勝ち星こそトミー・ジョンに劣るが、WARは上回り、他の数値も上だ。殿堂入りは確実だろう。

彼だけでなく、23年に引退したグレインキ、昨年引退したカーショウ、さらには現役のシャーザーはサイ・ヤング賞を受賞しているし、WARは70を超えているから、殿堂入りはほぼ確実だろう。

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他の投手は、数字こそ積み上げているが、タイトルは少なく、WARは低い。

アンディ・ぺティットはクレメンスを師と仰ぎ、同様に薬物疑惑が報じられた。そのために殿堂入りしなかったとされるが、数字的にはぎりぎりだったことがわかる。

MLBの殿堂入りの基準は、日本に比べかなり公平で精度が高いように思う。




Note


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