
プロ野球の公式戦に行くと、入場ゲートでの行列とは別に、長々と行列を作っている人たちがいる。いわゆる「球団グッズ」を買い求める人たちだ。
試合開始が近くなっても、グッズを求める行列が続いていることもある。こういう人は、試合を観るよりも「グッズを買うこと」のほうが大事なのだろう。
球団はシーズン中様々なイベントを催す。季節にちなむもの、選手にちなむもの、地元の文物にちなむもの。
最近は、ユニフォームを頻繁に変更する。ユニフォームはレプリカにしても値が張るから、売り上げにつながるのだろう。
私はそういうのは買ったことがないが、そういうレプリカユニフォームとは別に、来場者に先着何万名とかで安い昇華プリントのユニフォームを配ることもある。またタオルを配ることもある。そういうのは我が家にいくつかある。ユニフォームは知り合いにあげるし、タオルは風呂で使ったりもしている。

グッズを買うのは「球団へのロイヤリティ」であり、ファンは買ったグッズは私のように粗略に扱ったりはしないだろう。部屋に飾ったり、クローゼットに大事に保管しているのだと思う。
しかしながら、こう言うグッズ類にはプレミアはまずつかない。一度に万の単位で大量に作るし、ファン以外にはニーズもないからだ。
球団がヘビーユーザー向けにこういう濃厚なマーケティングを始めてかれこれ20年ほどが経つが、ファンの家には相当な数のグッズがたまっていることだろう。
夫婦や家族で一緒に球団を応援しているのなら、みんなで大事にしてくれるだろうが、旦那だけの趣味だったりすると「場所ふさぎ」になって「どうするのよ、こんなに増えちゃって」みたいな小言を食らってしまう。
そういうファンが年を食って球場に行けなくなり、死んだりすると、彼の部屋の大量のグッズはどうなるのか?
10年前の交流戦限定のユニフォーム、とか、大して活躍しなかった選手の名前を書いたタオルなどは、引き取り手が現れず、ゴミみたいになって処理されるのではないか。たとえ選手のサインが書いてあっても殴り書きみたいなのでは価値が上がらない。
今年のWBC期間、私はパブリックビューイングの取材で奈良県斑鳩町にいた。斑鳩町は曽谷の郷里で、会場では彼の兄が曽谷が実際に使用したユニフォームを展示していた。そういうのは、確かに価値がある。レプリカユニとは仕立てが違う。選手一人ひとり採寸して作るから「本物感」もある。「なんでも鑑定団」に出てくるのはそういうアイテムだ。「確かに着用した」という証拠があれば、値段が付く。選手が大物で、特定の試合に出たという証拠があれば、価格は跳ね上がる。
しかしそうでないレプリカユニフォームは、結局「ゴミ」になってしまう。
グッズを買うのが「球団へのロイヤリティ」を示す行為であるのなら、グッズはあってもなくてもいいのだ。
この分野のオーソリティでもある長谷川晶一さんは、グッズをどう管理しておられるのだろうか?

私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!
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たばとも

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しかしながら、こう言うグッズ類にはプレミアはまずつかない。一度に万の単位で大量に作るし、ファン以外にはニーズもないからだ。
球団がヘビーユーザー向けにこういう濃厚なマーケティングを始めてかれこれ20年ほどが経つが、ファンの家には相当な数のグッズがたまっていることだろう。
夫婦や家族で一緒に球団を応援しているのなら、みんなで大事にしてくれるだろうが、旦那だけの趣味だったりすると「場所ふさぎ」になって「どうするのよ、こんなに増えちゃって」みたいな小言を食らってしまう。
そういうファンが年を食って球場に行けなくなり、死んだりすると、彼の部屋の大量のグッズはどうなるのか?
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しかしそうでないレプリカユニフォームは、結局「ゴミ」になってしまう。
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