サトテル


サトテルは今年三冠王を取って(取らなくてもだが)MLB挑戦が既定路線になっている。
今年のサトテルの活躍は、NPBの歴史上どれくらいの位置づけなのか、打撃の総合指標RC順でランキングした。
NPB史上のRC30傑と、三冠王、サトテルの数字

RC30


RCはRBI(打点)に近い数字になるように調整されている。打点と比較すべき数字だ。

NPB史上最もRCが高かったのは1950年、プロ野球が2リーグに分立した年の大阪タイガース、藤村富美男、続いて同じ年の松竹、小鶴誠。1949年からプロ野球は反発係数の高い「ラビットボール」を使用していて、この期間の選手が上位に来ている。リーグが「投高」か「打高」か、でこの数字は大きく変わる。

続いて2002年、MLBに行く前年の巨人、松井秀喜。

三冠王がここから6人続く。2022年のヤクルト村上宗隆は7位、NPBは2011年の統一球導入以降「投高」が続いていた。その中での数字であり傑出度は極めて高い。

IMG_1043

この年の56号

ただRCもWARと同様「積み上げ型」の数字であり、試合数が多い方が数字が上がる。21世紀以降試合数が140試合以上に増加したことも考慮すべきだ。

2015年のソフトバンク柳田悠岐、2015年、18年のヤクルト山田哲人がランクインしているが、これは「トリプル3」を達成した年だ。

1985年、阪神優勝時のバースの三冠王は、翌年に比べ数字的には見劣りしている。1986年のロッテ、落合の三冠王も同様だ。1980年代半ばも「打高」だった。

枠外には30傑から外れた三冠王3人。ハーフシーズンの1938年秋巨人の中島は試合数が少ないので当然だが、戦後初の三冠王である1965年南海、野村も、落合の最初の三冠王も、数字的な傑出度では、大したことがなかったことが分かる。

佐藤輝明も「投高」での三冠王であり、RCは104.73とようやく100を超えたばかり。三冠王を取っても歴代30傑に乗るのは難しいだろう。

IMG_4706

昨年の40号




Note


私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!

好評発売中!

81UUCLO+nDL._SY466_

https://amzn.to/47hJdhC

81RuVXKYO8L._SY522_


たばとも

NOWAR