早実


他の都道府県とは全く違う風景が広がっている。人口で日本の11%以上を占める東京都の高校野球事情は異例だ。
東京都で1試合でも春夏の甲子園に出場した高校の勝利数ランキング。

00東京都


東京都は、夏は1963年から東西2代表が出ているので、出場校も多い。全部で41校あるが、公立はわずか4校、国立1校、あとの36校は私学だ。

1915年夏第1回の出場校は早稲田実、第2回は慶應普通部(優勝)。いわゆる早慶だ。以後も、早稲田実、慶應普通部、慶應商工(慶応二)がずっと出場し、早慶以外では1938年の日大三が最初。
1924年から始まった春も早慶の出場が続き、同じ1938年に日大三が初出場した。

公立高校では1980年夏、都立国立が出場したのが初めて。以後、城東が1999、2001年夏、雪谷が2003年夏、小山台が2014年春に出場したが、いずれも勝利を挙げていない。

国立の筑波大附が出たことになっているが、これは1946年夏に当時の東京高師付中が出たもの。

早稲田実は今も東京最多勝だが、慶應は普通部が神奈川に移転し、慶應商工は慶應二になったが1949年春が最後だ。近年の早稲田実は斎藤佑樹、清宮幸太郎など有力選手が出た年以外では出場はまばらだ。
帝京は今春に出たが、その前は2011年夏が最後だった。

最近は西東京は早稲田実、日大三、東東京は、関東第一、二松学舎大付が雌雄を争っている印象だ。

東京都は「一発屋」つまり初出場いきなり優勝という高校も散見される。

1972年春、日大桜丘は初出場で初優勝。夏も出場するが初戦敗退。長身右腕仲根正広(のち近鉄)が大活躍した。

1984年春、岩倉も初出場で初優勝。それ以外には1997年夏に出ただけ。

日大の付属高、系列校は、日大三、日大一、日大桜丘、日大鶴ケ丘、日大豊山と5校が出場。

このあたりも東京都は極めて特殊だ。




Note


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