関西独立リーグの兵庫に属する吉田えりは、ハワイの独立リーグに挑戦するという。
昨年、吉田はカリフォルニアの独立リーグ球団チコ・アウトローズから同じリーグのハワイのナ・コアにトレードされた。しかしチームが解散したため日本に戻り、兵庫にいた。

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彼女のデビュー戦を大阪ドームで見た。ベンチの前でキャッチボールを始めるとわらわらと人が駆けつける。大変な人気だった。チームも腫れものにさわるように大切にしていた。しかし当時の中田良弘監督が彼女の起用をめぐって球団側と対立し、解任され退団。



その後、吉田は米独立リーグに渡った。ここでも大変な人気で、公式サイトにもでかでかと(汚らしかったが)彼女の記事が載ったりした。

昨年は、日本の近鉄でトライアウトを受けたアイラ・ボーダーズに続いて2人目の米独立リーグでの女性勝利投手となったが、チームが解散したのだ。

どこへ行っても吉田は大人気だが、誰も彼女の実力を認めているわけではない。ナックルはごくたまに空振りを奪うことはできるが、長いイニング投げられるわけではないし、一流選手に通用したわけでもない。客寄せパンダとして客が来る間は選手として遇すると言うだけだ。

彼女も当初は、NPBやMLBへの入団を目指していただろうが、両組織ともに全く触手を動かしていない。
自身も“珍客”という今の境遇がわかっているはずだ。それでもハワイで野球をするのはなぜなのだろう。

彼女が世に出た翌年、女子プロ野球が誕生している。わずか2球団のペナントレースは観客を集められるか危惧されたが、女子選手の奮闘ぶりは徐々に人気を集め、今年は3球団に増えて、発展しつつある。

女子のワールドカップや、公式戦、練習を何度か見たが、小西美加などトップ選手の精悍さ、スピード感は男性に引けを取らない。彼女に比べれば、吉田えりは遊びのような感じさえする。

吉田えりがなぜ女子野球と接触しないのかはよくわからないが、このまま中途半端に野球を続けても、次第に世間から飽きられるだけだと思う。

女子野球が長足の進歩を見せている中、吉田えりは、まだ20歳とはいえ、そろそろ真剣に考えるべきではないか。

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