黒田博樹とダル、ここ1か月ほど登板日が重なっている。誰から頼まれたわけでもないが、投球を追いかける人間にとっては大変だ。どっちかが早くずれてほしい。
hiroki-Kuroda20120522




1回、雨中のプレイボール。シュート回転のボールが大きく変化している。球数は増えるが、低めにコマンドされている。2死からバトラーの打球はイバニェスの前に落ちる。打ち取った打球。こういうところから今年の黒田は崩れる。果たしてムスタカスに本塁打。外側に逃げるシンカー、きれいに振りぬかれる。右翼ポールに当たった。球数を費やし、慎重に投げたのだが無念だ。すでに28球。

2回、1死からエスコバーの内野安打。各打者にボールから入るのが気になる。球数が増える。16球で無得点に抑える。基本的には前の登板より調子は良いと思うが、慎重すぎる感がある。

3回、先頭のダイソンを歩かせる。シンカーは見極められるとボールになる。少しずつ精度が狂っていく。自信がない感じだ。ダイソン盗塁の後、不振のホスマーに高めのシンカーを流し打たれて3点目。この1点は黒田の評価の上では非常に痛い。肩が十分に温まらないうちに付け入られている。バトラー1ゴロの後ムスタカスを敬遠で歩かせる。早くもここが踏ん張りどころ。フランクーアは二飛、しかしゴードンも歩かせる。スライダーが曲がらなくなる。ロスチャイルド投コーチがマウンドへ。エスコバーは三ゴロ。辛くもおさえるが、すでに72球。

この裏、ヤンキースは無死満塁、カノ、A-ROD、イバニェスで点入らず。黒田らしい。

4回、ゲッツがセンター前に運ぶが二塁を狙って憤死(古い言葉だ)。スローで見ると空タッチ。これくらいの運があっても良い。この回は結果的に三者凡退。83球。見方はこの裏も無得点。

5回、少し球速が乗ってきた。しかしジーターへ飛んだバトラーの遊ゴロはセーフ。肩の衰えは明らかだ。この回は三者凡退。ようやく温まってきた感じだがすでに95球。次の回があるかどうか。
前回も投げ合ったポーリーノはしぶとい。1番からの打線を三者凡退。

6回、先頭のゴードンにうまく流し打たれて二塁打となったところでロスチャイルドコーチがマウンドへ。バントで送られて新人のファルの打球は1ゴロ。しかしタシェアラは一塁を踏まずに三塁送球。三塁セーフ。FCだ。名手タシェアラだが、休み明けで試合勘が戻っていない。

ここでジラルディ監督が出て黒田降板。実に気まずい雰囲気。黒田は復調しつつあったが、勝てるムードがない。それを黒田のせいにするのは酷だが。悪いプレーが続きすぎる。

QSもできず。エプリー、ラパダが火消し。ERAは4.56。

流れが来ていないのは事実だが、黒田博樹がそれを呼び込めないような投球をしていたのも事実だ。

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