独立リーグ3リーグの観客動員について見ていこう。昨日時点での今季の観客動員数。
四国アイランドリーグ。
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今年に入ってから徳島の凋落が目立つ。4/13には92人という今季最低の数字を記録した。徳島は一昨年、経営が破たんし、新経営陣でスタートしているが、観客動員が出来ていない。本拠の蔵本球場は徳島市の近郊にある市民運動公園の中にあり、アクセスは悪くないのだが、プロ野球をする球場としてはやや見劣りがする。それもあってか、ここ1か月は100人台しか動員できていない。

愛媛も経営危機に陥ったが、愛媛県が県民球団として支援することとなり、立ち直っている。開幕戦と最終戦には中村時広愛媛県知事も顔を出す。

香川、高知は根強いファンが定着している。高知は熱心な応援団が遠征に同行している。

四国はソフトバンクのファームチームと定期的に交流戦を行っている。ファームの本拠鷹の巣球場に四国のチームが遠征している。この球場は定員500人だから、入場者数は知れている。NPBとの交流が定着しているのだ。

BCリーグ

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降雪地帯が含まれるので開幕は四月下旬。四国よりも歴史は浅いが、観客動員はかなり上だ。新潟は独立リーグで唯一、平均観客動員が1000人を超えている。本拠の悠久山球場は、長岡市にあり8200人収容の地方球場だが、内野が6割ほど埋まっている。

他の球団も地域密着の観客動員策が功を奏している。

BCリーグは横浜DeNAのファームチームとの交流戦を実施している。公式戦よりもDeNA戦の方が観客動員がかなり多い。

四国、BCがマーケットとする地域は、数年に1回プロ野球の公式戦が見ることができる程度。熱心なファンでない限り、プロ野球をほとんど見たことがない人が大半だ。そういう人たちに、生のプロの試合を見せることで、一定の観客動員ができている。

しかし、選手たちの年俸は、野球を見ている大部分の人よりもかなり低い。「選ばれし人」の「選ばれしプレイ」を見ているという高揚感には乏しい。

プロ野球のほぼ20分の一、という動員数は、そうした付加価値がないことによるのだろう。両リーグともに「いっぱいいっぱい」な感がある。

関西独立リーグ

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100人を超す観客動員は稀である。ちょっとした少年野球の応援席よりもわびしい。入場料も取ったり取らなかったり。有料の時でも簡単にただ入りが出来る。サービスや運営も四国アイランドリーグ、BCリーグには大きく劣る。選手たちのモチベーションも下がるに違いない。

交流戦は紀州が阪神二軍と1試合行っている。

選手は無給、入場料もただみたいなもの、観客動員もろくにしない。何のために運営しているのかと思う。じり貧である。

このリーグは2009年、京セラドーム大阪で開幕戦を行い、吉田えりが投げて1万人の観客を動員した。しかし、以後は経営難のチームが続出、野球とばく事件や詐欺事件にかかわる選手、指導者も出て、崩壊寸前だ。運営者の資質に問題があると思う。

そもそも関西独立リーグのエリアには、阪神、オリックスとNPBのチームが2つある。1軍が約140試合、2軍も含めれば年間250試合ものプロ野球が行われている。目が肥えた観客を関西独立リーグに動員するのは、当初から至難のことだった。

であるならば、マーケットを変えるとか、NPBのファーム組織になるとか、何らかの手を打つべきだったのだが、安易にスタートしてしまい、迷走している。

3つのリーグは必ずしも同じ経営環境ではないが、経営の基盤である観客動員については、独立リーグは厳しい状況にあると言えるだろう。

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