2005年にスタートした四国アイランドリーグPlusは、8シーズン目を迎えている。野手の出場試合数10傑。手計算。
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昨年まで國信貴裕、古卿大知、梶田 宙の3人がスタート時からプレーしていたが、國信、古卿が引退。二人とも2005年から見ていた。古卿は高知から愛媛に移籍したが、大阪出身。野球留学した大分の柳ヶ浦高校で甲子園に出場している。勝負強い打者だったが、ついにプロからは声がかからなかった。31歳、高知の焼き鳥屋に就職したそうだ。

國信貴裕は昨年、香川からのオファーがあったようだが自分で見切りをつけたようだ。梶田宙は肩の良い外野手。西村悟は、阪神の西村憲の兄貴である。

投手の勝ち星10傑。

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歴代最多勝の野原慎二郎も大阪出身。167cmの短躯ながら勢いのある球を投げる右腕だ。高尾健太は地元出身、軟式上がり。2年連続奪三振王だ。

西川徹哉は四国から関西独立リーグに移り、神戸9クルーズのエースになった。吉田えりの初登板の時にリリーフをした投手だ。キレのある速球を持っていた。

BCリーグは今年で6シーズン目。野手の出場試合数10傑。手計算。

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スタート時からプレーしているのは深澤季生、稲葉大樹の二人。神奈川県出身の深澤は、がっちりした体格の捕手。稲葉は東京出身の三塁手。どちらもドラフトにはかかっていない。
選手の多くは、エリア内の会社に勤務しながらプレーをしている。信濃グランセローズは飯島建設という会社の社屋に間借りしているが、大村有三は、この飯島建設からトライアウトを受けて入団。レギュラーとして活躍したが、チームの若返り政策によって退団したという。
竜太郎は、以前に紹介したとおりオリックスの中軸を打ったこともある打者。35歳。

投手の勝ち星10傑。

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南 和彰は、知名度も高いのではないか。神港高校から福井工業大を経て巨人に2003年ドラフト8順目で入団。しかし戦力外となり2006年に退団。米独立リーグを経て石川に。200回を投げたシーズンも2度。15勝、17勝とリーグ記録を更新していった。この間3度もNPBのトライアウトを受けるも不合格。実力、実績ともにリーグNo.1である。

小山内大和は愛媛に入団するも1年で退団し、富山に入団。最多勝を獲得するが、2009年に阪神のキャンプに参加し、今は阪神の打撃投手になっている。多くの選手がNPBへの手掛かりを求めて動き回っている。

蛇澤 敦は2007年石川で15勝を挙げ最多勝に輝いたが、2009年に関西独立リーグに移籍、2011年に再び石川に戻ってきた。こういう形で独立リーグを渡り歩く投手も多い。

マイナーな独立リーグといえども、時間が立てば球史が生まれ、STATSも積み重なっていく。長くチームで活躍したということは、モチベーションを長く維持したことであり、尊いことではある。

しかし7年間四国のグラウンドで頑張った古卿大知が、今は焼き鳥を焼いているのを見てもわかるように、NPBや世間はこの数字を全く評価していない。彼らの努力は、報われるところがあまりにも少ないと言えよう。

どれだけ良い数字を残しても、年俸は上がらない。年に数人がNPBから育成枠で指名される以外は、何の見返りもないのだ。これはあまりにも過酷ではないだろうか。

プレーを見ていればわかるが、彼らはNPBの一流選手には見劣りするが、良く鍛えられた野球選手である。運が良ければ、そして才能が開花すれば、NPBで活躍する可能性も皆無ではない。

シアトル・マリナーズ=SEAのスティーブ・デラバーは、独立リーグを渡り歩いた揚句に野球を断念し、2010年は非常勤講師としてケンタッキーで働いていたが、昨年見出されてSEAと契約、好成績を残してMLBに昇格した。
野球のすそ野がつながっていれば、こういうシンデレラストリーもありうるのだ。

独立リーグは確実に先細りになっている。選手や関係者、これだけ多くの人々の多年の努力を無にするのはあまりにも残念だ。

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