女子プロ野球の個人記録についても見ておこう。2010年のスタート以来3シーズン目だが、主要選手の顔ぶれは変わらない。今年大阪にチームが出来たため、分配トレードがあった。
打撃。出場試合数順。

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5人がこれまで全試合出場(104試合)している。このリーグは何人かの“巨人”が闊歩している。通算打率0.397の川端友紀は、0.393、0.406で2年連続首位打者。小西美加は、昨年リーグ初のさく越え本塁打を打ち、本塁打王。さらに川保麻弥は昨年30打点で打点王。彼女は強肩の捕手でもある。

続いて投手成績。勝利数順。

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小西美加は、阪神草創期の景浦将のような存在であることが解る。全104試合のうち、半数以上の57試合に登板し、29勝。打撃でも全試合に出場し、本塁打王である。

それ以外にも打撃成績と重なる選手が多い。

打者と投手が分化していない、プロ野球で言えば草創期のレベルではある。一部の選手と他の選手の実力差が大きいともいえる。

しかし、それだけに粗削りな魅力もある。

私は数年前、まだブレスという大阪のチームで活動していたころから小西美加を見てきた。この選手は、関西で女子野球を引っ張ってきた長野恵利子の後継者と言うべき選手で、技量抜群であるだけでなく、リーダーシップも素晴らしかった。決して恵まれているとは言えない河川敷の練習場で、凄い球を投げているのを見た。並の女の子とは根性が違うと思ったものだ。

今年から女子プロ野球は、3球団になった。また選手名は名字がなくなり「美加」「友紀」「麻弥」と名前だけになった。誰が誰やらわからなくて一苦労だが、キャバクラのお姉ちゃんが野球をしているようで艶めかしくはある。
ただ、コメントも寄せていただいたが、今年は観客動員で苦労しているようだ。3年目ともなれば、飽きられる可能性もある。マスコミへの露出も減ってきている。

順調に伸びてきた女子プロ野球も厳しい局面に差し掛かっている。リーグを支えているのは、年商180億円の「わかさ生活」1社。この会社が手を引けば、崩壊するのだろう。

独立リーグや女子野球などは、何度もたちあがってはつぶれている。NPBは、こうした動きには冷淡だ。野球のすそ野を広げ、ファン層を増やすためには非常に重要だと思えるのだが。

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