統一球のおかげもあって、接戦の好ゲームが続いている日本シリーズ。使える選手、使えない選手が、わずか1日の休日を挟んで変わっていくのが面白い。2チームの選手が研ぎ澄まされていくのがわかる。
に、してもいつまでプロ野球をやっているのだ、という気もする。早くも初雪の便りが聞こえる中、ナイターが行われているのだ。
もちろん、東日本大震災でスケジュールが2週間遅れたこともあるが、NPBの場合、その分、スケジュールを短縮するのではなくそのままスライドさせているのだ。
NPBはずっとこういう日程を組んできたが、MLBと比較するとかなりゆるいのだ。
今季、日米のファイナリスト、セントルイス・カーディナルス=STLと中日ドラゴンズの日程を比較してみる。



STLの場合、レギュラーシーズンでは週休2日だったのは1週しかない。しかもその4/18の週にはダブルヘッダーが組まれている。
これに対し、中日は、ほぼ半分の週で週休2日、9月10月は日程が立て込んで13連戦があるなど、例年よりもきつかった。選手たちは「今年はしんどかったなあ」と思ったかもしれないが、それでもMLBに比べれば楽なことがわかる。
ダルビッシュ、岩隈、川崎、中島、和田毅、福原など今年は例年以上にNPBからMLBに挑戦を志望する選手が多そうだが、野手、投手ともにMLBで最大の壁は、おそらくこの厳しい日程だと思う。投手のローテーションも6人ではなく5人だし、日程調整は想像以上に厳しいのだ。極端に言えば、このスケジュールに順応したのはイチローと松井秀喜くらいだろう。
それともう一つ。ポストシーズンはあまりにも間延びしすぎていないか。中日の場合、レギュラーシーズンが終わって12日間も試合がなかった。またクライマックスシリーズが終わってからも5日間も日程が開いた。特に投手にきっちりチャージさせたいという配慮だろうが、熱しやすいがすぐに冷める世間のことを考えれば、もう少しタイトなスケジュールでもよいと思う。
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もちろん、東日本大震災でスケジュールが2週間遅れたこともあるが、NPBの場合、その分、スケジュールを短縮するのではなくそのままスライドさせているのだ。
NPBはずっとこういう日程を組んできたが、MLBと比較するとかなりゆるいのだ。
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STLの場合、レギュラーシーズンでは週休2日だったのは1週しかない。しかもその4/18の週にはダブルヘッダーが組まれている。
これに対し、中日は、ほぼ半分の週で週休2日、9月10月は日程が立て込んで13連戦があるなど、例年よりもきつかった。選手たちは「今年はしんどかったなあ」と思ったかもしれないが、それでもMLBに比べれば楽なことがわかる。
ダルビッシュ、岩隈、川崎、中島、和田毅、福原など今年は例年以上にNPBからMLBに挑戦を志望する選手が多そうだが、野手、投手ともにMLBで最大の壁は、おそらくこの厳しい日程だと思う。投手のローテーションも6人ではなく5人だし、日程調整は想像以上に厳しいのだ。極端に言えば、このスケジュールに順応したのはイチローと松井秀喜くらいだろう。
それともう一つ。ポストシーズンはあまりにも間延びしすぎていないか。中日の場合、レギュラーシーズンが終わって12日間も試合がなかった。またクライマックスシリーズが終わってからも5日間も日程が開いた。特に投手にきっちりチャージさせたいという配慮だろうが、熱しやすいがすぐに冷める世間のことを考えれば、もう少しタイトなスケジュールでもよいと思う。
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コメント
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しかし、これも強いチームのファンだけが感じることのできるご褒美のようなもの、と思います。
この間、対戦チームの分析をしたり、フェニックスリーグの結果が気になったり、と、なかなか楽しいものです。