斎藤佑樹は「打てそうで打てない」と言われるが、昨日初対戦したヤクルトの各打者にしてみれば「打てそうで打てる」投手だっただろう。
yuki-Saito20120531



最近の斎藤佑樹は、無駄球が多く、だらだらしたマウンドが続いていたが、この日は積極的にストライクゾーンで勝負をしようとしていた。しかし、肝心の球がだめだった。

一番速いはずの4シームが140km/hに届かない。シュートと大差ない球速。しかもキレがない。
10連敗中、疲労の色が強いヤクルト打線だったが、打撃練習のように斎藤の球を打ち返した。2回、投手のロマンは米マイナーでも19打数1安打という打者だが、見事に左翼に引っ張った。

3回には畠山の本塁打の後、連打。

早稲田時代の斎藤佑樹は「神宮の主」という感じで、ゆうゆうと投げていた。打者を見下ろしていた。そのころと比べても球速は明らかに落ちている。

5回、打席に入るつもりで肘にプロテクターをつけた斎藤に、栗山監督は代打を告げた。4回は凡退させたし、まだ56球だから投げさせるべきだったとは思う。栗山采配はむしろ斎藤に甘すぎると思った。

ここ1か月の斎藤は、真夜中を過ぎたシンデレラのように、並みの投手になっていた。

「中5日が続くことも一つの要因」と栗山監督は語ったが、過保護だと思う。40過ぎの投手じゃあるまいし、中6日でなければ投げられないような先発投手は必要ないのではないか。田中将大などと比べると、レベルが違う。

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