残念なことだが、東海大の菅野智之は浪人するそうだ。ごたごた続きの巨人にどれほどの魅力を感じていたのかはわからないが、巨人サイドにすればGMだった清武さんは刃向うわ、意中の菅野には袖にされるわでは、ダメージは計り知れない。水面下で必死の説得があったのではないか。
どんな道を歩もうと、本人の自由だからそれ以上いうべきことはないが、1年間練習だけして過ごすというのは、勝負師としての勘を殺すことになりかねない。日本人は、野球は「練習すればうまくなる」という信仰を持っているから、こんなことができる。アメリカでは「試合に出なければうまくならない」と思っている。あり得ない選択だ。
ドラ1選手を失うことになりそうだが、改めて日本ハムサイドの勇気には拍手を送りたい。
今のドラフトは、親分が一番いいものを先に取って、あとを子分が分捕りするという形になっている。実質的に巨人が指名する選手は、11球団が遠慮する習慣がまかり通っている。これは、ドラフトの精神を踏みにじるものだし、スポーツで最も重要視されるフェアの精神にも悖るものだ。日本ハムは、この因習に異議申し立てをしたのだ。
何度も引き合いに出して(読者に)申し訳ないが、渡邉恒雄会長は、何の資格も権利も有していないのに、いろいろなところに口出しをして、己の「隠然たる力」を誇示してきた。巨人という球団も、自分たちだけは「隠然たる力」を持っていると主張しているのだ。
「本人が巨人入りを願っているのだから、いいじゃないか」という向きもあるだろうが、一握りの選手だけは「願えば巨人に入ることができる」という悪しき前例が、選手たちにそういう願望を抱かせている。「プロ入りは希望するが、どの球団に入るかは選択できないから、運に任せる」とすべての選手が思うのが、ドラフト制の前提だ。


なぜドラフト制ができたかと言えば、有望な選手を巡って、巨人に代表される金満球団が非常識な選手争奪戦を繰り広げたことへの反省があったからだ。教育的見地からも、社会常識からもあり得ない人身売買まがいの商習慣への反省が、ドラフト制導入へとつながったのだ。
それからすでに46年もの時間が経過しているのに、まだ特権的な地位があると主張する球団がある。そして、その球団に唆されて貴重な1年を浪費しようとする若者がいる。これは、どう考えても異様な事態だ。
来年のドラフトは、巨人と菅野は、相違相愛の関係に周囲が配慮してくれると思っている。また例年通り、ボスが一番のごちそうにありつくことができると思っている。他球団は、この異様な事態を許さないという決意を示すべきだ。今年の日本ハム同様、ドラ1選手を獲得できないかもしれないという大きなリスクはあるが、あえて、菅野を指名する球団が複数出てくるべきだ。どの球団も等しく義務と権利を有するという当たり前のことを、世間と巨人に知らしめるためにも、11球団が団結して事に当たるべきだ。
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひ、コメントもお寄せください!
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ドラ1選手を失うことになりそうだが、改めて日本ハムサイドの勇気には拍手を送りたい。
今のドラフトは、親分が一番いいものを先に取って、あとを子分が分捕りするという形になっている。実質的に巨人が指名する選手は、11球団が遠慮する習慣がまかり通っている。これは、ドラフトの精神を踏みにじるものだし、スポーツで最も重要視されるフェアの精神にも悖るものだ。日本ハムは、この因習に異議申し立てをしたのだ。
何度も引き合いに出して(読者に)申し訳ないが、渡邉恒雄会長は、何の資格も権利も有していないのに、いろいろなところに口出しをして、己の「隠然たる力」を誇示してきた。巨人という球団も、自分たちだけは「隠然たる力」を持っていると主張しているのだ。
「本人が巨人入りを願っているのだから、いいじゃないか」という向きもあるだろうが、一握りの選手だけは「願えば巨人に入ることができる」という悪しき前例が、選手たちにそういう願望を抱かせている。「プロ入りは希望するが、どの球団に入るかは選択できないから、運に任せる」とすべての選手が思うのが、ドラフト制の前提だ。
なぜドラフト制ができたかと言えば、有望な選手を巡って、巨人に代表される金満球団が非常識な選手争奪戦を繰り広げたことへの反省があったからだ。教育的見地からも、社会常識からもあり得ない人身売買まがいの商習慣への反省が、ドラフト制導入へとつながったのだ。
それからすでに46年もの時間が経過しているのに、まだ特権的な地位があると主張する球団がある。そして、その球団に唆されて貴重な1年を浪費しようとする若者がいる。これは、どう考えても異様な事態だ。
来年のドラフトは、巨人と菅野は、相違相愛の関係に周囲が配慮してくれると思っている。また例年通り、ボスが一番のごちそうにありつくことができると思っている。他球団は、この異様な事態を許さないという決意を示すべきだ。今年の日本ハム同様、ドラ1選手を獲得できないかもしれないという大きなリスクはあるが、あえて、菅野を指名する球団が複数出てくるべきだ。どの球団も等しく義務と権利を有するという当たり前のことを、世間と巨人に知らしめるためにも、11球団が団結して事に当たるべきだ。
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ドラフトの精神とはいっても、所詮「採用する側=球団」の精神であって、「採用される側=アマチュア選手」の精神ではないですから。
建前上も法律上も、球団と選手は対等な立場ですから、「指名されたらつべこべ言わずその球団に行け」というのは暴論でしょう。
よく「下位指名でも感激する選手もいるのだから、1位指名のありがたみを感じろ」という意見がありますが、人というのはその立場、持ち場で自分が有する権利を享受したり、能力を発揮したりして思う存分やることも認めるべきだと思います
何でもかんでも、弱い立場の人を慮る必要はないと思います。
それに巨人、巨人といいますが、しょせん2年連続3位がやっとの状況ですよ。
ドラフトの精神には、「戦力均衡」というのもありますが、その観点でいうと、今や実力上位が明らかなパの球団に行くよりも、セの“中堅どころ”の巨人に行く方が制度の趣旨に合っているのではないでしょうか(笑)。
調べてみたところ、過去の主なドラフト1位指名拒否(大学・社会人限る)では、76年森繁和(ロッテ×→78年西武)、78年木田勇(広島×→79年日ハム)、79年竹本由起夫(ロッテ×→80年ヤクルト)、90年小池秀郎(ロッテ×→92年近鉄)がありますね。
田沢のようなMLB志望のため、事実上の指名拒否(事前の指名お断り)する例もありました。
ちなみに長野は日大4年生の時は日ハム3位指名、ホンダ2年目の時はロッテの2位指名です。
元木、福留、新垣、内海は高校生の時に拒否でしたね。
これらの例を見ると、ドラフトの精神といっても、結局、球団側の論理に過ぎないということが分かります。
仰るとおり、菅野選手に対する「希望球団に行けないのはかわいそう」という同情論に対しては、じゃあ他の球団を希望しても行かない大多数のアマチュア選手はどうなるんだ、と感じます。
何しろ2000年以降、「この球団に行きたいから」という理由で指名拒否した選手は内海と長野と菅野のみなんですから。一部の巨人志望選手のみだけが「希望すればこの球団にいける」との夢想を抱かされている訳ですよね。
巨人も確かに問題なのですが、改めて感じることは「巨人志望大学」ともいうべき一部の大学のあり方です。今季東海大で巨人コーチが練習メニューを渡してる、とブログで選手が発言したことで問題にもなりましたが、巨人OBや関係者と強大なコネクションを持ち、「この大学は巨人志望の選手をしっかりバックアップするよ」といわんばかりのシステムが構築されている大学があからさまに存在していますよね。
こうした大学があるからこそ、「巨人にいける」という実感をアマチュア選手が抱いてしまうように思います。菅野選手にしても、浪人中の大学のバックアップという受け皿が無ければ、浪人は選択しなかったのでは。(長野選手みたいに社会人入りしただけかも知れませんが)
アマチュア球界としっかり連携を取り、一部球団を斡旋するような関係者を排除し、そうした言動にペナルティを設け、意識改善を図る必要もあるんじゃないでしょうか。
示し合わせ無しの無言の連携で全球団が菅野を一位指名したら面白いなと思いますが、
まあまずそんなことにはならないでしょうね(笑)
彼らも遊びでやっているわけでは無いでしょうし、そんなことの為に1位指名枠を浪費するのは
馬鹿馬鹿しいと思う球団もあるでしょう。そう、こんな事態は馬鹿馬鹿しいのです。
散々言われていることですが、根本的にドラフト制度を変えるしかないでしょう。
仮に完全ウェーバー&サラリーキャップ制にしたところで抜け道を色々と探ってきそうですが
戦力の均衡という意味で、現状よりは大分マシになると思います。
特定の球団が露骨なやり方で戦力を増すよりも、機会を均等にした上でマネジメントを競い合う方が
遥かに面白く長い目で見れば自分たちの利益にも繋がる、という考えにいい加減なって欲しいものです。
今回の菅野に関しては何と愚かな判断をしたのかと思います。いくら、大学のバックアップはあっても、江川、元木の例を見るまでもなくこの時期の1年のブランクは大きいと思いますよ。
そんな高尚な決意があったとはとても思えないです。
菅野が(野球ファンの間ではなく世間一般で)話題になったのは「原監督の甥」で「ドラ1候補」だからであって、
たまたまこの組み合わせが発生したから囲い込みだなんだと問題になっているわけでしょう。
もし菅野が凡百のショボい投手だったら、それはそれで縁故採用だと話題になったのでしょうけれど。
菅野に限らず、有力候補と呼ばれる選手は皆希望球団を公言しておけばいいんですよ。
言っちゃいけないルールの方が問題です。
他球団志望が明らかな選手を指名して説得するのもGMやスカウトの仕事のうちだと思いますよ。
いっそのこと、FA制度を改めて契約条項に「何年間在籍したらFAにする」みたいな項目をつければいいかと。
これなら若いうちにメジャーへも行けますし。
拒否するのも権利です。
社会人に進んで、2年先を待つのが最良の選択ですが、その頃には原監督は辞任されているという焦りなんでしょう。
(社会人でもドラフト逃れのために入っているところもありますが)
もっとも、来年秋に解任されている可能性もあるのですが。
バランスもさほど崩れないでしょう。
巨人に入りたい!って本人が望み、その為に1年間捨ててるわけですから。来年は巨人に入るべき
プロ野球全体を考えると菅野を浪人させてしまうのもデメリット
まあ
拒否される前提で指名する球団なんてありませんけど
っていうか
菅野の下の名前って智之だったとつくづく思いますww
修正しました。
これはドラフト制度の根幹をゆるがす大問題です。
菅野選手の今回の選択は個人的にはたいへん残念です。活躍できるかどうかのリスクが低く、ましてや野手に比べて選手寿命が短い投手の場合 若い時代の貴重な一年を自らの判断で棒に振ってしまったわけですから。
繰り返し言いますが、彼が現役である間 原監督がずっと指揮をとる可能性はどこにもありません。監督が変われば選手評価なんてコロッと変わって干されたり他球団に放出されることなんていくらでもあります。
野球より 巨人が好きな 菅野さん。
球団は試合の場を設けるだけの奴隷、選手は単なる駒です。
歩は前にしか進むことしか許されていません。ってことは「と金」はFA権取得ということなんでしょうかねえ。
その段階でアソコに行きたい、ここに行きたいなんてわがまま言うことさえ贅沢なんですよ。
しかし、今のように球団の貧富の差が激しく、既得権益が球団の収支に多く関わる今のNPBの組織のままなら、自由競争で入団交渉とかにしたら、弱小球団は経営出来なくなり、合併、消滅などして今より球団数は少なくなっているであろう。もし巨人が毎年優勝で、球団数が6か4ぐらいになってしまったらプロ野球ファンは増えますか?
僕は間違いなく減ると思います。プロスポーツという興行に、企業の論理を入れると、景気の悪い時に球団が減り、成り立たなくなっていきます。
その為にドラフトをやっているということを野球に興味を持つ人は分かって欲しいと思います。そしてドラフトで行きたい球団に行けなかった人、あるいは入ってみてどうもこの球団は良くないな、と思う人の為にFAがあるのです。昔はドラフトで入ったら移籍の自由が無かったのですから今はその辺は改善されています。
僕も筆者の意見にほぼ同意で、去年の澤村のように、有力な選手を囲い込んで「巨人以外ならメジャー」というような情報を流し込んで有力選手の一本釣りをするような反ドラフトのような行為は反対です。
もし来年のドラフトで巨人が菅野を1位指名しなかったら他球団は外れ1位でも2位でも獲るべきだと思います。さすがに菅野も2浪とかという馬鹿な選択はしないだろうし。いやするかな?浪人で対外試合が出来ないことがどれだけ自分の能力を落とすか分かってないみたいだし。
「この球団に行きたいから」という理由で指名拒否した選手に,横浜を拒否してロッテに行った木村雄太がいます.
別に巨人に限らず,どこの球団も囲い込みはやっていますし,巨人にしても,福井優也に入団拒否されたこともあります.
その福井も一年浪人して早稲田に進学,結果を残してドラ1で広島入りしました.
私も巨人のやり口は気に入りませんが,これ以上菅野をスケープゴートにする必要も無いでしょう.
一年の浪人は相当本人の意志の強さが要求されます.吉と出るか凶と出るかは本人次第でしょう.
巨人も来年の一位指名は菅野に使わざるを得ない.巨人にとってはこれも痛いはずです.
>自由の世界は自分で責任を取る。様
サッカーでは米MLSと韓国Kリーグを除き,ドラフトのような制度はありません.
ただ,野球とは動く金額が大きく違います.
Jリーグの場合,契約金のような制度はなく,最高500万円の支度金があるだけ.
初年度は普通C契約なので年俸の上限も480万円と決まっています.
Jリーグクラブから町の小さなクラブまで,統一した協会に属するサッカーと,プロアマの垣根が高い野球では,同じ扱いは出来ないでしょう.
日本野球界は,あまりに古いしがらみと利権に縛られています.その最たるものが巨人なのですが.
Gファンの立場としては、「そこまでして今のGに入ってくれるのか」といった思い。
一野球ファンとしては、日ハム入りしNPBは腰かけにしてMLBを目指して欲しいという思い。
ドラフトに関してはもう失くしてもいいのではないかと思っています。戦力均衡とか建前はありますが、FAの導入でチームの強弱分布に変化は少なく、逆にドラフトのないJリーグの方が毎年優勝チームは変わっているのが現状です。
ミヨキチさんのおっしゃるサラリーキャップ制の方が戦力均衡への効果はあるのではないしょうか。
そのかわり、「国内FA権取得期間を6年、海外FA権取得期間を9年、原則補償なし、獲得選手数2名という制限廃止」にすべきというのが私の持論であります(さらに、FA取得期間に2軍在籍期間を含ませる、FA権再取得期間を4年から3年に改め国内FA移籍後3年で海外FA移籍も可能にすべき)。
ドラフトとFA制度は密接不可分の関係にあると考えられるます。選手に入団する球団を選ばせない以上、現行のように7、8年という極めて長期間、入団した球団に拘束させるのは、奴隷的契約であり、民法90条の公序良俗に違反する可能性すら多分にあります(だれか裁判起こさないかな。最高裁の意見を聞きたいところです)。
一部の球団がFA制度は人件費の高騰につながるとして期間短縮に非常に消極的ですが、逆指名・自由競争枠を復活させないのであれば、FA権取得を容易にするのは不可欠でしょう。
逆指名・自由競争枠は嫌だ(選手に希望球団に入団させない)、FA権取得期間短縮も嫌だでは、あまりにも選手に酷です。
逆指名自由競争枠がなく、FA権取得期間が非常に長く、移籍が困難な現状、ドラフトに際して希望球団を明らかにして、他球団からの指名を避けてもらうという手法がまかり通るのは残念だが当然だと私は思っています。
私は1年以上前からこのブログの読者でありますが、広尾さんが読売と菅野だけがこの問題の悪者のように記事になさるのがとても残念です。この問題の背景にはFA制度改革に反対する球団の存在があると思います。ドラフト制度とFA制度の関係性に鑑みれば、けっして問題のすり替えでもなんでもありません。
MLBに精通した広尾さんの「ドラフト・FA制度と菅野問題」についての見解をぜひお聞かせ願いたいと思います。
各球団が欲しい選手を指名するのは当然ですが、日本と違いアメリカはFA取得期間が日本に比べて短い、入団後のトレード等、日本のプロ野球と違い選手の流動性もあり、指名球団に入団した方が選手にとって得です。
日本の場合はそこがメジャーと違い不十分であるために、入団を拒否したほうが得だと思う選手が一部でるのは必然だと思います。
拒否がダメという主張だけでは物事は解決しないと思います。
個人的にはドラフト制度を完全ウェーバーのFA五年の制度にしてほしいです。現状のドラフトは球団に有利すぎますよ。
たぶんドラフトを採用する方が珍しいですよね。
記事にはないですが…NPBのドラフトやその他の制度は、戦力差の“均衡”はおろか“現状維持”にすらならず、むしろ“拡大”を許容しているように見えます。この印象はドラフトに限っても変わりません。戦力均衡を目指す意図など、今はもちろん導入当初でさえあったのか疑問です。球団とアマチュア選手が交渉する手続を統一・明確にし、ついでにエンターテインメントとして実施している、くらいに思っています。
理由は、まず即戦力と評される選手がどの球団にも入団し得る点です。強い球団に有望選手が入ることを許して“均衡”に繋がるでしょうか。さらに、球団間の財力の差を考慮しないため、指名できる人数が異なる上に契約金と年俸が異なることも挙げられます。同程度の能力のアマチュア選手は皆同額のお金を貰い、各球団に必ず同数入団し、ようやく“現状維持”かと。
ドラフトのみで“均衡”を目指すなら…例えば「①アマチュア選手の指名は前年度の勝率下位球団から順に行う。②同上位球団の指名は、同下位球団の全ての指名後に行う。③各球団は支配下選手数を超えて指名できない。このときの支配下選手登録は指名当日のものを基準とする。」くらい極端でないと…
有力選手が悉く前年度最下位チームに入団する羽目になってしまうような、関係者が発狂するような制度を考えたつもりですが…もっとスマートに表現できそうですね。
件のNPBの制度はファンや選手にウケが良いのか、相当期間続いているわけで…番狂わせが嫌われ特定のチームが勝ち続けるよう予め仕組まれているスポーツがあっても良いと思いますが。“均衡”は求められているんですかね。選手会は反対するのでは…
どうしても東浜を欲しくなっちゃった巨人が菅野を2位以下で指名する、
というパターン。さすがにないっすかね。
NPBは組織があまりにも歪み過ぎているので、
そのドラフト制度をMLBやJリーグの制度と比較して「べき論」を展開するのは、
ちょっと無理があるように思います。
間違いを訂正いただきありがとうございます。
仰るとおり、巨人だけが、というのは認識不足でした。
また、球界でクリアすべき責任を巨人のみの問題として
押しつけすぎたかもしれません。
(巨人がその問題の最たる当事者であるのは、確かですが)
私個人は、菅野自身には悪意を感じていませんし、
内海、長野、澤村にしても嫌いな選手ではありません。
また、仰るとおり菅野の決意は本当に意志の強さと
リスクを承知してのことだと感じています。
自分の行ったことに対する責任感がなければ、
取れない行動でしょうね。
ただ、本来彼はそういうリスクを冒す必要はなかったのだ、
と思います。
球界のあり方、特に球団とアマチュアのありかた、
「こうすればこの球団にいける」と選手に思わせ、
結局「浪人をする」という決意をするまでに至らせた、
そのありかたが憎いですね・・・。
>巨人も来年の一位指名は菅野に使わざるを得ない.
巨人にとってはこれも痛いはずです.
これについては、東浜ら有望選手の評価しだい、
そして菅野選手の来季ドラフト時点での評価しだいでは、
妄言さんが言及されているように、二位以下菅野指名という
シナリオは、可能性は低いにせよ、ないではないと思ってます。
菅野を獲ることは、決して「巨人の義務」ではないですからね…。
1位指名を使わないと、2008年の長野のように、他のチームが
菅野の指名を狙ってくる可能性も勿論考えられれますが、
長野が結局あくまで巨人入団を通したことや、
今回の菅野の巨人志望の意志の強さを天秤に図りつつ、
巨人はあらゆる可能性を含めて、戦略を練ってくるのではないかと
感じています。
長文になって申し訳ありません。
〉巨人という球団も、自分たちだけは「隠然たる力」を持っていると主張しているのだ。
エントリーの趣旨とは違いますが、この一言のおかげで、巨人の勘違い振りの理由が解ったような気がします。
他球団の方針は知りませんし、監督の方針でそうなる場合もありますが、巨人は数年前あたりから、選手の髭・長髪・茶髪を禁止しています。
中村紀洋が1度目のFA宣言をした2002年オフに当時の渡邉オーナーは、「髪を金髪に染めているような奴は獲らない。子供の教育に悪い」といったような発言をしていました。
しかしそんな事よりはるかに子供の教育に悪い事をしているのがこの球団(企業)の長年の行いだと思います。
たまたま最も歴史があって、王や長嶋のような国民に知らぬ人などいない超有名選手が籍を置いていた特別な球団だから、「隠然たる力」を有していると思わせたくて、必死になって善人の集まりというイメージの向上に躍起になっているようにしか見えません。
それくらい、もう「読売ジャイアンツ」というブランドは落ちているのだと思います。
フロントの人達に自分達はスポーツ文化を預かっている、チームを預かっているという認識があるとは思えません。
曲がりなりにもおよそ80年積み重ねてきたプロ野球の歴史に対する冒涜だとも思います。
客観的な数値等で定量評価しようとする貴ブログには感心ですが、この記事に関してはあまりに残念な意見だし、許せない部分多いです。
菅野智之という若者に対してどういう思いを抱いているか存じ上げませんが、まだプロでもない人間に「嫌がらせ」を勧奨するのはいかがなものでしょうか。
恐らく、「反ジャイアンツの球団ファン」であると思われますが、だからといって感情的な意見はいけないと思います。
特に、定量評価をしようとするブログの主であるならば。
ごたごた続きの巨人にどれほどの魅力を感じていたのかはわからないが、(以下略)水面下で必死の説得があったのではないか。」とありますが、私のブログへのコメントに、明快な理由、というか裏話があったので、引用します。
前に気になった事があり、菅野君に取材していた記者のコメントです(もちろん読売の記者ではありません)
「彼が(板挟みになって)かわいそう」と泣いてたのです。
彼は「祖父に恩返しがしたい、祖父が生きているうちに夢を叶えてあげたい」とう想いが強いのでしょう。
インタビューで原貢氏は
「息子と孫が一緒の球団(巨人)でプレイしてる姿を見るのが夢で…」と仰ってました。
FAでは遅いかもしれません。。。
なんか……ちょっと気の毒です…。
ただ唯一「日本ハムだけ」、原貢氏の教え子や東海大系列のスカウトがいなかった事が不幸の始まりでしょう。
日本ハムは、彼が入団する確率、読売との関係性など徹底的に調べなかったのでしょうか。
去年の斎藤指名に続く微妙な売名行為、(読売のドラフト形骸化への)ホワイトナイト的企業イメージアップ戦略にも見れてしまいます。
申し上げたくないですが、あなたの意見は、独善の正義だと思います。
長文、失礼致しました。
巨人がドラフトに際してやっていることは、実質的なルール破りです。菅野がどんなに祖父思いか、巨人ファンか知りませんが、彼一人が特別扱いをされて、巨人に入ることは許されないと思います。NPBは共存共栄しなければ未来がありません。未だに自分たちだけは特別とばかりに、他球団に自粛を求めるのは時代錯誤も甚だしい。日本ハムが菅野を指名したこと、そして指名権を獲得したことに、一点の違法性も、道義にもとる部分もありません。プロ野球がドラフトのルールを維持したいと思うのなら、来季の菅野に対しても必要と思う球団は、堂々と指名すればよいわけです。
世間には祖父ちゃん思いの若者も、巨人ファンも、つくだ煮にするほどいます。菅野だけが特別扱いされる理由はありません。こんな馬鹿なことで貴重な選手生命を1年も棒に振る行為が正当化され、前例となることを防ぐためにも、今年のドラフトで各球団が遠慮なく指名すべきだと思います。
私のコメント等を熟読いただきありがとうございます。
しかしながら、この反論はおかしいと思います。
①「巨人がドラフトに際してやっていることは、実質的なルール破りです。」
これを言い出したら、亡くなったN氏がライオンズやホークスでやっていた、家族・親族への裏金、系列社会人チーム選手の囲い込み、球団職員を利用しての指名自粛(西武T捕手、阪神N投手、中日T内野手)はもっと悪質ですよね。
5年前に、西武が某W大学の選手への裏金なんてものもありました。
相思相愛の関係にある選手と球団が、「自粛してくれ」の雰囲気を出すなんて、今回のドラフトどころか、45年以上全球団で行われています。
結局、菅野智之という、世間一般の基準からは恵まれていると思われる若者にひがみ根性を抱き、スケープゴートにしているだけではないですか。
③「日本ハムが菅野を指名したこと、そして指名権を獲得したことに、一点の違法性も、道義にもとる部分もありません。」
誤解のないように、私も間違いとは言ってません。
しかしながら、「ドラフトのルール」を盾に、選手側の気持ちを汲まず、はたして本人や家族や関係者の気持ちを踏みにじる結果になったことは、ルール違反でなくとも、人間関係におけるモラル違反をしたと言われても仕方ないことです。
ましてや、本人が固い信念を持って入団拒否したことに対して、未だに交渉しようとすることは、世間的にも「不招請の勧誘」という違法行為・道義違反と思いますがいかがでしょうか?
ここは日本なんです。メジャーリーグのビジネス論を押し付けるのでは事は解決できません。
日本の商売は、双方の信用が第一です。
だからと言って、巨人のやっていることを正当化することにはなりません、
それから、「相思相愛の関係」というのは、プロ野球界では全くのナンセンスです。菅野であれ、誰であれ、それが理由で入団を許されることは、NPBのルール上あり得ません。
私は個人的に菅野になんら引け目も感じていません。ひがむ理由がありません。不自由な生き方だな、と気の毒には思いますが。
④「世間には祖父ちゃん思いの若者も、巨人ファンも、つくだ煮にするほどいます。」
少なくとも、才能のある者と無い者を同列で論じるべきではないと思います。
祖父思いを理由に入団拒否する選手を批判するのは、暴論です。
そういう理由があってもいいじゃないですか。
選手の立場を第一に考える貴方であれば、理解出来る話だと思いますが。
そして、杉内俊哉や村田修一の件でもわかると思いますが、FAでジャイアンツに移籍する選手に対してのヤフーコメント等での汚い言葉の数々、結局は「アンチ巨人」のジャイアンツに対してのひがみ根性のオンパレードでした。
結局、相手がジャイアンツだから批判したいだけの話でしかないみたいです。
原家の一族だからと言って、勝手に敷居を上げる相手の方が「何様度」が高いのだと思います。
ごく普通の家庭なら怒らない話でしょう。
一般的なマナーの話、儀礼の話とルールを混同するのはどうかと思いますが。
彼を特別扱いする理由はないわけですから。
そんなことあり得ないでしょう?
野球がスポーツである限り、一個のアマ選手はプロのグランドで結果を出すまでは平等であるべきです。
特別扱いされる理由など、微塵もありません。
世の中には大王製紙の馬鹿坊ちゃんみたいに特別扱いされている人はごまんといるでしょうが、NPBでも同じことがまかり通るのでしょうか?そんなプロ野球、好きですか?
そうです。ジャイアンツだから批判するのです。NPBを作り、リードしてきた最も伝統のある球団が、公平であるべきルールを率先して破っている。だから、NPBはいつまでたっても経済的に自立できないのです。
日本ハムは確かに自らを「非礼」とは絶対に思っていない筈です。
しかし、家族と大学側は、一度も訪問しなかったことは「非礼」ととらえました。
社会の「ハラスメント」と同じで、相手の捉え方が問題なのであって、相手が不快だと思ったら、それは「失礼」になります。
ごく普通の家庭なら怒らない話でしょう、とのことですが、それは貴方の決め付けだと思います。
全ての家庭ではないにしろ、不快と思う人も少なからずいます。
ルールは人を守るためのものであって、人を縛るためのものではありません。
ましてや、盾にして若者を吊るし上げみたいなことをするためのものでは決してありません。
どんなに頭を下げて行ったとしても、原貢さんはいい顔はしなかったはずです。
それを相手の非礼のせいにしているのは、世論の風当たりが強かったための論理のすり替えだと思います。
私は、現在のNPBは解体されても構わないと思います。
サッカーと同じように、というのは違うと思いますが、ピラミッド型組織で、入れ替え戦もある、プロ野球と社会人野球が分離していない、プロと学生が自由に試合をできる野球こそ最高だと思います。
セリーグ・パリーグで12球団の形でなくてもいいのではないでしょうか。
そうすれば、野球日本代表監督の決定ももめないし、親会社が競合する新聞社だからといって、WBCに選手を派遣する・しないでもめることもないでしょう。
12球団だけ、オーナー企業の既得権を守るための共存共栄なんていうNPBこそ、私が嫌う部分です。
>どんなに頭を下げて行ったとしても、原貢さんはいい顔はしなかったはずです。
いい顔されない、というのは、それだけ球団に魅力がないからということです。
それならなおのこと、日本ハムのスカウトは毎日でも東海大学に通いつめればよかったのです。
それが本当のスカウトの仕事ってものではないでしょうか?
ただ、野球を含めたアメリカンスポーツのリーグは、伝統的に入れ替え戦がないので、予測不可能ですが。
現実的には、今あるNPBをベースに新しいプロ野球を考えていかないとダメですね。
>
> >どんなに頭を下げて行ったとしても、原貢さんはいい顔はしなかったはずです。
>
> いい顔されない、というのは、それだけ球団に魅力がないからということです。
> それならなおのこと、日本ハムのスカウトは毎日でも東海大学に通いつめればよかったのです。
>
> それが本当のスカウトの仕事ってものではないでしょうか?
個人レベルの営業努力の話とルールの話を混同してはだめでしょう。
NKさんは、日本ハムのスカウトはもっとがんばればよかったのに、と本気で思っていますか?
そうじゃなくて、巨人にたてつくとは無駄な努力だと思っていませんか?
私は、「日本ハムのスカウトはもっとがんばればよかったのに」、というより、編成部あげて訪問すればよかったと思います。
結局、誠意では相手の気持ちを動かす自信ないから、動かせないから、ドラフトのルールを利用して「奇襲指名」したんですよね。
だから、選手側が態度を硬化させ、交渉らしい交渉にならなかった、因果応報です。
>
> 私は、「日本ハムのスカウトはもっとがんばればよかったのに」、というより、編成部あげて訪問すればよかったと思います。
>
> 結局、誠意では相手の気持ちを動かす自信ないから、動かせないから、ドラフトのルールを利用して「奇襲指名」したんですよね。
>
> だから、選手側が態度を硬化させ、交渉らしい交渉にならなかった、因果応報です。
それはそうだと思いますが、だから菅野家ではなくて日ハムが悪いのだとは言えないでしょう。彼らがリスクを冒してやってことは、巨人のルール無視への異議申し立てとして意義があったと思います。誠意が通じなかったことは残念ですが。
この話の悲劇は、まだプロで一球も投げていない投手が、勝手に自分でプレミアムがあると信じて(ルール無視で巨人に入れると信じて)、その気になったことでしょう。彼が無駄にするのは1年だけですむのか、疑問です。
今年の菅野が特別扱いされたのは、能力に加えて原監督の甥という縁故でしたが、来年は東浜巨というプロスペクトがドラフトの目玉になります。そのときは「巨」という名前がつくから、巨人に入るべきだ、とまた主張するのでしょうか。
こう考えてみると、滑稽だと思いませんか?
残念ながらプロ野球にも世間のコネ社会と同じで、球団関係者の親族選手は横槍指名できないという不文律は存在してしまいます。
野村克則・筒井壮・今成亮太・堂上剛裕・楠城裕介・・・
長嶋一茂や堂上直倫は、父親が退団していたから、他球団が指名出来たようですが・・・。
私は、平等であるべきなどと、声高に唱えなくてもいいと思います。
そんな不平等をぶっこわす活躍をする、例えばソフトバンクの摂津みたいな叩き上げの選手が出てくれば、それで痛快に感じられるのではないですか。
そういう見方もあるでしょうが、それはあまりにも古臭いし、健全ではないような。
ま、野球界も世の中同様不公平なもんだ、なんて思いながら野球見て面白いですか?
と、いうか、あなた昔ながらの巨人ファンですね。
私はその「巨人のルール無視への異議申し立てとして意義があった」という部分に賛同しかねます。
意義申し立てのために、ある一人の若者をスケープゴートにする必要はあったのか、貴重なドラフト1位選手を失う覚悟あったのか、到底そうは思えません。
山田正雄GMのドラフト後の発言を聞けば、そんな「異議申し立て」などという高尚な意図は全く感じられませんでした。
山田GMと言えば、長野久義との交渉で声を荒げた、前科ありますし。
第一目的はジャイアンツへの当てつけで、来年「東浜巨」を指名できなくさせられればそれでいいという、ネガティブ戦略で、筆者氏みたいな賛同者を得ようという「あざとさ」しか感じません。
東浜の件は、家族が巨人ファンだから命名された話が一人歩きしているようです。
どうも本人は、巨人にこだわりないようですね。
断じて言いますが、私は巨人ファンではないです!!
昔ファンだったのが、長嶋監督時代のFAでの選手乱獲を見て、応援するのに嫌気が差してやめたのですが。
今回は、巨人だから、才能ある若者だから、現役監督の甥だからという理由ではなく、「関係者の皆がアンハッピーになる結末」を招いたから、そのことに疑問を述べています。
もし、それが千葉ロッテで起きようと東北楽天で起きようと、同じように間違いだと思います。
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> 断じて言いますが、私は巨人ファンではないです!!
> 昔ファンだったのが、長嶋監督時代のFAでの選手乱獲を見て、応援するのに嫌気が差してやめたのですが。
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> 今回は、巨人だから、才能ある若者だから、現役監督の甥だからという理由ではなく、「関係者の皆がアンハッピーになる結末」を招いたから、そのことに疑問を述べています。
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> もし、それが千葉ロッテで起きようと東北楽天で起きようと、同じように間違いだと思います。
東北楽天や千葉ロッテと相思相愛の選手がいたからと言って、特別扱いしていいはずはない。その点では同意。でも楽天やロッテが、巨人みたいに誰もがほしがるドラフトの目玉を囲い込むような厚かましいことはしないでしょう。せいぜい、ドラ1でも単独指名レベルじゃないですか。それも原則的にダメでしょうが。
それから、アンハッピーにしたのは原貢さんでしょう。このお年寄りには、何の権限もないはずです。
もちろん面白いですよ!
自分なんぞは少年野球のレベルでも試合に出られない程度しか野球の才能はない、できるものならA・ロッドの才能あればなぁ、世の中不公平だ、でも野球は見ます。
それは、理由なんてなく好きだから。
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> もちろん面白いですよ!
> 自分なんぞは少年野球のレベルでも試合に出られない程度しか野球の才能はない、できるものならA・ロッドの才能あればなぁ、世の中不公平だ、でも野球は見ます。
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> それは、理由なんてなく好きだから。
いや違うって、もう寝ますけど。才能の不平等とルールの不平等をごっちゃにしてはダメですよ。才能は不平等なものですが、同じルールで評価されないと。
NKさんは、人の才能は不平等なものだから、待遇やルールも不平等でも仕方がない、とおっしゃっておられるのです。
それが現実ですから。
奇麗事言っても財力ない球団は選手を獲れません。
それが、「不平等」です。
でも、その中で勝つ努力をすればいいんです。
野村時代のヤクルトスワローズみたいに。
目玉選手を獲れないのは資金・人気がないから、という理由から現実逃避してはいけないと思います。
だから、選手に対してドラフト指名を拒否するな、というのは暴論になります。
その「ルール」が選手の側でなく雇用側の都合で構築されているドラフトというルールは、同じものさしには出来ないと思います。
それなら、公務員試験のようになりますが、全球団が「12球団統一プロテスト」を導入し、獲りたい球団が選手にオファーを出す、という選手主体のルールにするというほうがよいですね。
アマ時代の実績など、全く関係ない。
プロの試合で結果を出せた者しか生き残れない。
巨人に上位指名された過去の幾多の名選手といわれる
人間達の中で、どれだけの人間が名を残せたのか、、
多くの男達が、結果を出せずに去っていったのが
現実であり、これからも、巨人を去っていく人間が
いるのが現実だ。これは、他球団も同じだが、、、
華やかな入団会見の影で、同じ数の人間が、
自由契約、任意引退、という形でプロを去る。
菅野がたとえ巨人に入れても、結果を残せるのか?
浪人してまで巨人に入っても、数年後に巨人を去らねば
ならなくなったという状況が訪れないと誰が保障できるの
でしょうか?
菅野は、浪人しても巨人に一位指名されるのか?
浪人してまで、巨人に入って、プロの世界で通じるのか?
対戦相手も、プロの選手。一投・一打が真剣勝負。
毎試合の守備も打撃もすべて生活が掛かる、崖っぷちの世界。
結果を出せない者は、容赦なくプロから追放される。
菅野は、自分で自分の首を絞めたような気がするのは、
果たして私だけなのか?
結局、選手獲得はリスクの多い投資だということですね。
一人の選手に固執するよりも、幅広く目配りすべきだと。
巨人はそういうところが下手ですね。