室井昌也『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』

今年も『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』が刊行された。日本語で書かれた韓国野球=KBOの本格的なガイドは、この1冊しかない。

韓国野球の水先案内人ともいうべき、室井昌也さんが孤軍奮闘して作っている。毎年、デザインも洗練されていき、読みやすくなっている。

とにかく熱い本だ。韓国野球の魅力、選手の魅力を徹底的に紹介している。すごいと思うのは、ほとんど一人でこの本を作っていることだ。

日本人に興味を持ってもらうために、NPBにやってきた韓国野球選手を紹介したり、韓国で活躍する日本人選手、指導者なども紹介している。

球場ガイド、観戦ガイドとしても優れている。本当にやるかどうかは別として、主要選手の応援歌まで収録している。

こういう盛りだくさんのコンテンツは、結果として日韓の野球の価値観の違い、野球文化の違いを浮き彫りにしている。

今回の企画の目玉は、オリックスにやってきた李大浩と、トゥサンのヘッドコーチに就任した伊東勤のインタビューだ。

特に、伊東勤のインタビューは、日韓の野球選手のメンタル面や技術面の違いを具体的に紹介していて非常に面白い。

今では、毎年のように韓国から選手がやってくる。コーチの交流も深い。MLBをチェックするのと同様に、KBOもしっかり見ていく必要があると思う。

野球好き必携の一冊だ。

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