私は以前から、斎藤佑樹が巨人に当たるのを楽しみにしていた。プロ入り以来の登板を見ていて感じるのは、この投手は「有名選手」「ブランド」に弱いということ。有名選手だらけの巨人打線に、斎藤はどのように対処するのか。
yuki-Saito20120613




井口資仁、中村剛也、中島裕之、松井稼頭央、山崎武司。こういう選手との対戦のときに、斎藤は「打たれまい」と思いすぎて球数を多くし、自滅することが多かったのだ。

果たして、斎藤は長野久義、坂本勇人、阿部慎之助、高橋由伸らに対して慎重すぎるように思われた。ボールから入ろうとし、微妙な球で打ち取ろうとする。しかしそれは功を奏していない。特に長野は斎藤の球を打撃練習のように打っていた。

1回は併殺、2回は盗塁死と巨人打線が自滅してくれたが、大いに不安を抱かせる立ち上がりだった。
警戒しすぎるあまりか、この日は全般的に、ボールが多かった。ただ、巨人打線が谷を除いて相変わらずの早打ちだったので、4回までつかまらずに済んだのだ。

5回、1死から8人の打者に1本塁打4安打2四球。速球は通用しないと、スライダー、カッター、シュートなどを投げ込んだのだが、斎藤の場合速球が見せ球にならないと、変化球が生きてこないという部分がある。この回に3失点。

そして次の回にも失点したところで降板。

巨人打線では谷と寺内がよく機能していた。有名選手に神経を注ぐ文、やや緊張感がそがれたタイミングを逃さず出塁していた。打線につながり、流れがあったということだ。
斎藤佑樹はまだ一流投手とは言えない。名前負けしたという印象を持った昨日の登板だった。

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