1999本で故障をして二軍落ちし、足踏みをしていた小久保裕紀が、昨日、2000本安打。40歳。その豊かな資質、華やかなデビューを考えると、遅すぎた感がある。
キャリアSTATS

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巨人との争奪戦の末、ホークスに入団。2年目には全試合出場、そして本塁打王。まさに彗星のように現れたスターだった。
以後の曲折は、すでにこの春、紹介したので書かない。

小久保裕紀につきまとう悔恨|2011-2012オフシーズン

しかし、30歳の2001年終了時点で1012本。このころの充実ぶりを見れば、36歳くらいで大台を超えてもおかしくなかった。
野球以外のさまざまな災厄が降りかかって、のこり988本を打つのに11年の歳月を費やしてしまったのだ。

お約束、打率と平均塁打(塁打数/安打数)によるマトリックス。2000本安打者のマトリックス。

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小久保は、ホークの大先輩、野村克也に近い位置にいる。清原、秋山、衣笠と周囲にいる打者はみんな右だ。左打者に比べて、打率が低くなることを如実に表している。ただ、長打力では、王貞治を除けば、トップクラスにいる。

小久保は、姿の美しい選手だと思う。打席では膝を少し曲げてゆったりと構え、左足を軽く上げて、無理なくスイングをする。昨日の2000本安打はやや詰まっていたが、バットを振りぬいていた。

守備でも、一塁にどっしりと構える様は、チームリーダーの風格に満ちている。パワーは明らかに落ち、動きも往年のものではないが、もう少しその雄姿を見ていたいと思わせる打者である。

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