若きエース、マックス・フリードが引き続き活躍。そして新戦力も力を発揮した。
2021MLBレビュー
リーグ4連覇だが アトランタ・ブレーブス打線
リーグ優勝はしたが、勝率はかなり落ちてしまった。
エース引っ張る フィラデルフィア・フィリーズ投手陣
2012年を最後にポストシーズンには縁がないが、それでも2位になったのはエースが踏ん張ったからだ。
相対的2位 フィラデルフィア・フィリーズ打線
それほど強くない戦力ではあったが、戦力差の少ない東地区では2位になった。ただポストシーズンには届かなかった。
エースのリタイア ニューヨーク・メッツ投手陣
前年は5点近いチーム防御率だったが、昨年は1点近く向上した。
大物働かず ニューヨーク・メッツ打線
2018年以降、ポストシーズンとは縁がなかった。2021年は大物を加入させたが、打線が元気がなかった。
防御率向上するも勝ち星上がらず マイアミ・マーリンズ投手陣
リーグ防御率は11位から6位に向上したにも関わらず、勝率は5割を割り込むと言う不思議な星勘定だった。
昔の名前 ワシントン・ナショナルズ投手陣
ストラスバーグ、シャーザー、コービン、サンチェスがそろい踏みしたのはほんの2年前だったが、一気に色あせた。
小粒打線だが ミルウォーキー・ブルワーズ打線
2020年は負け越しながらワイルドカードゲーム出場。もともと団子状態の中地区だけに、ポストシーズン出場の水準は下がるわけだが。
エースがけん引 セントルイス・カージナルス投手陣
大エース、ウェインライトが一人でチームを引っ張った印象だ。
貧打解消 セントルイス・カージナルス打線
ロッキーズからアレナドが来たことが大きかった。
バウアーの穴 シンシナティ・レッズ投手陣
このあたり、シカゴ・カブスとよく似ている。エースのトレバー・バウアーが移籍してその穴を埋めることができなかった。
打線はV字回復したが シンシナティ・レッズ打線
2020年は勝率.517ながらワイルドカードゲームまで進んだが、今年もほぼ同じレベルの勝率で終わったもののポストシーズンはなし。
ダルビッシュの穴 シカゴ・カブス投手陣
2020年オフ、ダルビッシュ有が移籍した時点でカブスの落ち込みは予想されたことではあった。
やや上向いたが シカゴ・カブス打線
2016年から20年までの5年間で4回ポストシーズンに進出し、強豪の一角となっていたカブスだが今年は失速した。
ノーマーク ピッツバーグ・パイレーツ打線
3年連続最下位、中地区では「独自の戦い」が続いている。筒香嘉智がチャンスに恵まれたのもチーム事情によるわけだ。
想定を裏切るジャンプアップ サンフランシスコ・ジャイアンツ投手陣
ライバルのドジャースから払い下げられた投手が大活躍するという珍事もあって、打線以上にはねた印象だ。
宝くじに当たる? サンフランシスコ・ジャイアンツ打線
ポストシーズンには2016年を最後に出ていない。リーグ中位の球団という印象だったが、いきなり30球団最多勝にジャンプアップ。
中の上の打線 ロサンゼルス・ドジャース打線
ナショナル・リーグは西地区の1,2位チームが突出して強かった。リーグ2位だが、ドジャースはビッグ2の1つだった。
新エースのへこみ サンディエゴ・パドレス投手陣
残念ながら、パドレスの今季の落ち込みは、新たなエース、ダルビッシュ有の成績下落が最大の要因だったと言えるだろう。