ロッキーズとは対照的に、パドレスの本拠地、ペトコパークはピッチャーズパークとして知られる。そのために打線は小粒になりがちだ。
2021MLBレビュー
打線もいまいち コロラド・ロッキーズ打線
極端な打高投低で知られる名物球団ではあるが、昨年もさえなかった。
負けっぷり アリゾナ・ダイヤモンドバックス 投手陣
最も弱いチームだから当然ではあるが、各投手が大負けしている。
貧打線 アリゾナ・ダイヤモンドバックス打線
下位に低迷しているチームで、個々の成績が良いということは絶対にないのだ、ということを毎年、このシリーズを書いていて実感している。
こちらもバランス シカゴ・ホワイトソックス 投手陣
大エースダラス・カイケルが不振に陥ったが、他の投手がカバーした印象だ。
中庸打線 シカゴ・ホワイトソックス打線
MLBの労使交渉は年明け1か月がたってもまだ滞っている。大谷翔平、筒香嘉智もそうだが、鈴木誠也は気が気ではないだろう。 ホワイトソックスは投打ともに傑出した選手はいないが、バランスが良かったように思う。
エース失速 クリーブランド・インディアンス 投手陣
大エースのビーバーが失速したのが、ポストシーズンを逸した原因だろう。
長打は増えたが クリーブランド・インディアンス 打線
ホセ・ラミレスと言うリーグ屈指の強打者がいるが、打線は大したことはなかった。
先発全員負け越し デトロイト・タイガース 投手陣
打線もそうだが、このチームには軸となる投手がいない。
DHが重荷 デトロイト・タイガース打線
強くも弱くもない成績ではあったが、優勝争いには絡んでいない。
先発期待外れ カンザスシティ・ロイヤルズ投手陣
若手のブラッド・ケラーにエース級の期待がかかったが、期待外れだった。
ペレスだけ カンザスシティ・ロイヤルズ打線
このところずっと4位が定位置になっているロイヤルズである。
ホームランだけ ミネソタ・ツインズ
ア・リーグ中地区最下位のツインズである。
先発も救援も充実 ヒューストン・アストロズ投手陣
エースのグレインキ以下の投手陣は前年から充実していた。
レギュラー充実 ヒューストン・アストロズ打線
2020年は負け越したものの、星のめぐりあわせでポストシーズンに進出し地区決定シリーズまで出たが、打線は不振だった。2021年は格段に打線が上昇し、堂々のリーグ優勝。
新星登場 シアトル・マリナーズ投手陣
前半は菊池雄星がエースの働きだったが、後半失速。しかし新戦力が活躍した。
好機逸失 シアトル・マリナーズ打線
2001年以来のポストシーズンの好機を逸してしまった。ハイレベルすぎた東地区のあおりを食らったと言ことになろうか。
救援入れ替えの誤算 オークランド・アスレチックス投手陣
打線は少し向上したのだが、投手陣が躓いたことでポストシーズン進出を逸したわけだ。
今一つ回転率が悪い オークランド・アスレチックス打線
2020年は60試合の短期レースながら勝率6割でリーグ優勝をしたアスレチックスだったが、昨年は首位アストロズから9ゲーム差の3位だった。
エースは大谷 ロサンゼルス・エンゼルス投手陣
打線と投手陣を連続して見ていくと、確かに大谷の活躍はあきれるばかりである。