「宇宙軍団」みたいな報道がされているが、実際の陣容はそれほど盤石ではない。
2025MLBプレビュー
ダルのILは軽微か? 2025サンディエゴ・パドレス投手陣
このプレビューは1カ月かかる長丁場だが、はじめの頃はロースターにIL(負傷者リスト)と書いていても、それは記さない。開幕までにILが取れることが多いからだ。しかしすでに開幕した今の時点のILは、記さざるを得ない。
ややパワーダウン 2025サンディエゴ・パドレス打線
昨年、キャリアハイを記録した主力選手が移籍、その穴埋めに苦しんでいる。
ポイント抑える 2025アリゾナ・ダイヤモンドバックス打線
割と放漫経営の印象があるチームだが、今年は理屈に合った補強をしたのではないか。
レジェンド降臨だが 2025サンフランシスコ・ジャイアンツ投手陣
投手陣は大きな補強はしなかったが、飛び切りのレジェンドを迎え入れた。
大砲獲得 2025サンフランシスコ・ジャイアンツ打線
かつてはあまり派手な補強はしない球団だったが、今年はかなり大型の補強をした。
寄せ集め 2025コロラド・ロッキーズ 投手陣
何度も言うが、高地にあって球が飛びやすいロッキーズの本拠地クアーズ・フィールドは、極端な「打高」となっている。投手にとっては地獄だ。
何とか維持 2025コロラド・ロッキーズ打線
おそらく30球団で一番かわいそうな球団である。極端な打高投低のため、選手が来たがらない。いつも残念な顔ぶれになる。
大砲移籍 2025ミルウォーキー・ブリュワーズ打線
1998年にア・リーグ中地区からナ・リーグ中地区に移ってきたが、長く弱い時代が続いた。
新顔ばっかり 2025シカゴ・カブス
カブスらしいと言えばそうなるが、現在のロースターにいる投手16人のうち(1人はIL)、6人が新顔だ。2年目の今永は、もう新人とは言えない。
大補強 2025シカゴ・カブス打線
毎年、ものすごい補強をするが結果につながらない球団である。
投もちんまり 2025年セントルイス・カーディナルス投手陣
あまり補強をしないのは、チームのポリシーなのだろう。
こじんまり 2025年セントルイス・カーディナルス打線
フィリーズとともに毎年小幅の補強しかしないが、戦力を維持している。
先発は優秀 2025シンシナティ・レッズ投手陣
最近は、規定投球回数の価値がどんどん下がっている。昨年のナ・リーグの投手WAR1位は、規定投球回数未達のレッズ、ハンター・グリーンだった。
え?これだけ 2025シンシナティ・レッズ 打線
リストラはしたものの、選手の確保が後手に回っている感じだ。
スキーンズ一択 2025ピッツバーグ・パイレーツ投手陣
完全ウェーバー制のMLBでは、弱小球団にも「運」が巡ってくる。
横ばい 2025ピッツバーグ・パイレーツ打線
ナショナル・リーグ中地区。弱小球団だけに、プロスペクトの成長以外の打つ手は少ない
大物抜ける アトランタ・ブレーブス投手陣
エース級が2人も移籍し、救援の主力も故障で離脱。かなり深刻な状況だ。
主力故障 2025アトランタ・ブレーブス打線
今年は大物の欠場が比較的少ないが、なぜかブレーブスは投打の主力級が、深刻なケガでILしている。これが今シーズンに暗い影を落としている。
大戦力出現 2025ニューヨーク・メッツ打線
ド派手な補強をしても、結果に結びつくことが少ない球団ではあるが、今季はどうだろうか?