野球の記録で話したい イメージ画像

Note転送

野球の現場で取材をしていて常々感じるのは「情報量では新聞記者には絶対にかなわない」ということだ。 我々フリーライターや雑誌系メディアは自腹で取材をしている。メディアが経費を出してくれたとしても限定的で、取材できる日数も機会も限られている。それだけでなく我
『新聞は「ファクトチェック」で差別化すべきだろう』の画像

このところ日本高野連の取材を続けている。どの学校が強い、みたいな取材ではなく「高校野球はどこへ行くのか」という重たいテーマだ。 高野連事務局長、事務局次長にいろいろな課題について聞いているのだが、そういう記事を書く責任上もあって、各地の地方大会を見て回っ
『「地球温暖化」を薄くなった頭頂部で感じながら』の画像

私はいろんなメディアにネット記事を投稿して生活しているが、多くのメディアは、Yahoo!にこれらの記事を転売している。Yahoo!への転売は、多くのネットメディアにとって重要な収益源だ。Yahoo!に転載されることはアクセスアップにもつながるから、そういうメリットも大
『「読んでもわからない人々」を相手にして。』の画像

日本の多くのプロ野球ファンにとって「エクスパンション」はかなわぬ夢になっているのではないか。何しろ、1957年オフに大映スターズが毎日オリオンズと合併して、翌年に大毎オリオンズになって以降、実に68年間もプロ野球は、セ・パ各6球団、計12球団の体制のままだ。 以
『プロ野球は2リーグ12球団でいい、という後ろ向き発想』の画像

プロ野球における「外国人枠」とは、1球団で試合出場が可能な選手の数を規定したルールだ。NPBだけでなく、韓国プロ野球(KBO)、台湾プロ野球(CPBL)にも存在する。なぜ「外国人枠」が設けられているのかについて考えよう。 以下Note
『「外国人枠」とは何なのか』の画像

昨日、マツダスタジアムで、試合前にヤクルトのオスナと広島のファビアン、モンテロが談笑していた。オスナはベネズエラ、ファビアン、モンテロはドミニカ共和国で、国は違うが同じスペイン語圏で、同じ境遇だから、交流があるのだろう。オスナは日本1年目の2人に「これか
『「外国人」とどう付き合うのか』の画像

あまり知られていないが、NPBの前身である日本野球連盟(今のJABAとは別個の組織)は、プロ野球公式戦の入場料収入をいったんは連盟側の口座に入れて、その後、各球団に振り分ける機能を有していた。 これは、非常に大きなことだった。 以下Note
『コミッショナーをお飾りにしたために』の画像

スポニチ 張本勲氏も絶賛「完投王国」日本ハムに続け!分業制逆行に「“大あっぱれ”をあげたいね」 張本勲だけでなく、昭和の野球人はいまだに「先発完投」を「投手の究極の目標」であるかのように言う。 しかしこれ、かなり空虚な言いぐさではないかと思う。 以下Note
『「先発完投」に未来はあるのか?』の画像

もはや、野球の応援団は「文化だ」と得々として言う人がいる。だから何なのだ、と言いたくなるのだが。 そもそも「文化」という言葉を、なんか「ええもん」みたいにひけらかす人に限って「文化」という言葉の意味、価値を知らないのだ。 以下Note
『応援団は「文化」なのか?』の画像

ここまで紹介したように、日本プロ野球の応援団は、NPBや各球団が「醸成した」と言う一面がある。2003年に私設応援団がNPNや球団の管理下に入って、そこから「応援スタイル」が形成され、拡大していったわけだ。もちろん、それ以前から「私設応援団」は存在した。 以下Not
『昭和の時代の応援って?』の画像

雨天で流れたロッテー巨人戦1試合が24日に予定されているが、日曜日の時点で、パが62勝セが43勝2分、パの勝率.590という圧勝になった。ここ2年、セ・リーグが勝ち越していたし、パが勝った年も僅差だったことを考えると、久々のパ大勝、セ大敗だったと言える。 以下Note
『交流戦はセが史上最大の「大敗」』の画像

いきなり「球数制限」みたいな重たい話題を、前触れもなく3回続けて、ちょっと反省した。読者各位にとって、濃厚な食べ物を連日食べているようなものになっているのではないかと。ちょっと間に挟もうと思う。今、ロサンゼルスに来てドジャースの試合を見ている。 以下Note
『野球観戦を心底「愉しむ」ロサンゼルスの観客』の画像

「球数制限」の議論が起こる前から、その周辺の議論をずっと追いかけていたのだが、導入推進派と反対派の議論は常にかみ合っていないと感じていた。また、日米でも考え方には大きな隔たりがある。 「球数制限」をめぐる議論について、深掘りしていきたい。 以下Note
『「球数制限」の根源にある「考え方」の違い①「ピッチスマート」』の画像

昨日、プロスポーツの「収益構造」についてざっくりと説明をした。基本構造は共通ではあるが、野球とサッカーでは収益の比率は大きく異なっている。また、事業規模によっても大きく違う。私は3年前に独立リーグの本を出したが、この際に、野球とサッカーの収益構造について
『NPB、Jリーグ、野球独立リーグの収益構造』の画像

先日、NoteでJリーグのビジネスモデルについて書いた際に「JリーグはDAZN」に依存しているのが問題だ、的なコメントを貰った。 それは間違いとは言えないが、世界のプロスポーツにおいて「放映権」がものすごい力があるのは間違いないところだ。 日本のプロスポーツは「何
『プロスポーツは「何で商売をしている」のか?』の画像

先日、元ヤクルトの飯田哲也氏を囲む会合があって、いろいろ話を聞いた。これについてはNumber Webで記事にする旨、了承を得た。「走りやすい捕手」「難しかった捕手」など中々に面白かったのだが、その余談で「今の指導の難しさ」をこぼしていた。 以下Note
『「教えない指導者」』の画像

Jリーグが10から60へとクラブ数を急増させたのは、プロ野球という先行する業態と競合するうえでは「必然」だった。 現在で言えば、Jリーグは年間38試合しか公式戦をしない。プロ野球は年間143試合だから、いくら大きなスタジアムでもチーム数が同数では観客動員数では絶対
『Jリーグビジネスの限界 中』の画像

私は長くプロ野球とJリーグのビジネスモデルの比較をしてきた。2016年、首都大学東京の理事長室で、Jリーグの実質的な創設者である川淵三郎元チェアマンに「野球について」話を聞いたことがあるが「僕はプロ野球を反面教師にしてJリーグを作ったんだよ」と言っていた。 以
『Jリーグビジネスの限界 上』の画像

MAZDA ZOOMZOOMスタジアムの正式名称は「広島市民球場」だ。「え?それって前の球場でしょ?」と思うかもしれないが、この球場はその二代目。MAZDA ZOOMZOOMは、マツダのネーミングライツだ。天然芝のこの球場も、美しさでは、ほっともっとフィールド神戸、エスコンフィー
『「広島東洋カープ」のビジネスモデル』の画像

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