野球の記録で話したい イメージ画像

エピソード2009

昼間の3位決定戦、日本vs中国の後は、当然決勝戦があるはずと、BS-TBSをつけっぱなしにしていたが、一向に野球中継ははじまらない。いつの間にか「酒場放浪記」になっていた。この番組は大好きだが、今日見たかったのはこれではない。
『U18、日本の無礼にマナー違反で応えた韓国』の画像

阪急、オリックスとこの球団には俊足好打好守の外野手の系譜がある。福本、蓑田、本西、藤井、イチロー、田口、谷。その系譜に連なると期待された若い選手が死亡した。   原因などは全くうかがいしれない。現役中に死亡した選手としては、南海ホークスの内野手久保寺や、広
『小瀬浩之、突然の死|エピソード2009-49』の画像

今年も谷は、巨人の4番目か5番目の外野手である。アレックス・ラミレス、亀井義行、松本哲也、鈴木尚広、さらには高橋由伸らがひしめく中で、優先順位は決して高くはない。昨年も李承燁の不振で亀井が1Bへまわらなければ、谷の出番はさらに減ったはずだ。 37歳を迎える谷に
『谷佳知に託すもの|エピソード2009‐48』の画像

1997年の暮れだったと思う。京都で食事をしていると、遅れてやってきた知人が「今、誰と打合せしていたかわかる?」と興奮した面持ちで言った。「誰?」と問い直すと「ヨシノブ!タカハシヨシノブ!」と押し殺すような声で言った。その席にいた人間はみな「えー!」と叫んで
『高橋由伸のもったいなさ|エピソード2009‐47』の画像

一時は引退と報道された今岡が、千葉ロッテマリーンズで再起を期すことになった。背番号は2。キャンプに帯同してテストを受けていたが、合格した。   今岡は、バットコントロールの良い打者であり、三振が少なく高打率を残した。しかし、四球はあまり選ばず、チームバッテ
『今岡誠、ロッテと契約|エピソード2009-45』の画像

スタンフォード大学出のインテリ選手としても知られるライアン・ガーコとSEAは55万ドル+インセンティブ107.5万ドルの1年契約を結んだ。 全米代表に選ばれた頭脳派の捕手、そして好打者として注目されたガーコは、2003年3順目でCLEに入団。ボーナスは27万ドル。マイナー時代
『ライアン・ガーコ SEAへ|エピソード2009-45』の画像

1月29日、SEAはFAになっていたARIのOFエリック・バーンズと1年契約をした。ARIはこの選手と2008年から3年3000万ドルという契約をしていたが、最終年の年俸1100万ドルの内、SEAは40万ドルだけを負担し、残りはARIが支払う契約だ。   俊足好守好打の外野手という触れ込みだが
『SEA、エリック・バーンズと1年契約|エピソード2009‐44』の画像

ヤクルトは、ARI傘下AAAのRENOにいたトニー・バーネットを獲得した。年俸は40万ドル+出来高の1年。今日時点でRENOのロースターにはアクティブで載っていたから、報道にある「前ダイアモンドバックスの」というのは、間違っているように思う。 バーネットはアラスカ生れ。20
『ヤクルト、右腕バーネットと契約|エピソード2009-39』の画像

2009年のSEAには、キャリアではじめて規定打席に達した移籍組が2人いた。ブラニャンとグティエレス。いずれもまずまずの数字を残した。GMは仕事をしたといってよいと思う。 その一人、1983年生まれ、イチローと10歳違いのグティエレスと年俸調停を回避し、4年契約を結んだ。2
『Fグティエレス、SEAと4年契約|エピソード2009-39』の画像

MLBファンとしては、苦いものでも飲みこむような思いで接したニュースだった。STLのコーチ就任のために、マグワイアが10年以上前のステロイド使用を認めたのだ。 マグワイアはサプリメント(アンドロステンジオン)の使用は現役時代から認めていたが、かつての僚友ホセ・カン
『マグワイアとは何者だったのか|エピソード2009-38』の画像

2009年春、WBCで日本チームと対戦したアロルディス・チャプマンは夏にオランダ遠征に行った際に亡命していた。亡命先はアンドラ。イベリア半島の付け根にある人口7万人足らずの国である。チャプマンはこの国に席を得て、MLBの各チームと交渉を続けてきたのである。 この投手
『チャプマンは素材か?戦力か?|エピソード2009-37』の画像

日本ハムは投手の頭数によほど危機感をもっているのだろう。3人目の外国人投手の獲得である。 ウォルフは、99年のアマチュアドラフト6順目(全体179位)でMINに入団。同じ6順目にはベダード、1順目にはベケットの名前がある。192cm、102kg。 この選手は足掛け9年、マイナ
『日本ハム、右腕ウォルフを獲得|エピソード2009-36』の画像

ダルビッシュ(15勝)、武田勝(10勝)、八木(9勝)に続く先発投手に悩む日本ハムが、カーライルに続いてケッぺルを獲得。右腕、195cm97kgの巨漢である。2年契約で年俸50万ドル+出来高。   この選手は、ゴンザレス兄弟などと同期の2000年ドラフト組。1順目36位でNYMと契
『日本ハム、右腕ケッぺルと契約へ|エピソード2009-35』の画像

現地1月5日にホリデーは巨額の契約を結んだ。7年1億2千万ドル超でSTLと再契約したのである。これは同い年の(そうでない噂もあるが)プホルズが2004年に結んだ7年1億ドル(+オプション)を上回る。   ホリデーはいわゆるエリートではない。98年高卒7順目(210位)でCOLと契
『ホリデーは結局元のさや、STL。|エピソード2009-34』の画像

今朝のメールマガジンでSEAは、ユーティリティプレイヤーのビル・ホール+未定の選手とのトレードで、BOSのコッチマンを獲得したと伝えた。 ビル・ホールは、「ミニベルトレ」とでもいいたくなるような不思議なSTASの持ち主だ。 26歳の2006年に35本塁打を打って大ブレークし
『コッチマン、SEAの1Bを守るか?|エピソード2009-33』の画像

巨人は、SDのエドガー・ゴンザレスと契約を結ぶようだ。今やナリーグを代表する強打者の一人、エイドリアン・ゴンザレスの兄貴である。   この選手のプロ生活はけっこう大変だったのではないかと思う。両親はメキシコ人だが、サンディエゴ在住。サンディエゴ州立大から2000
『巨人、ゴンザレス兄と契約へ|エピソード2009-32』の画像

FAのエイドリアン・ベルトレはBOSへ1年900万ドルで移籍。500万ドルのオプション付き。2004年に5年6400万ドルでSEAと契約しているから、年俸は多少下がったが、これはベルトレにとって良い条件ではないだろうか。 キャリアSTATSを見てみると、ベルトレの2004年の48本は、フロ
『ベルトレ、1年契約でBOSへ|エピソード2009-31』の画像

巨人の高橋がFAを宣言し、MLBへの移籍を目指すことを表明したのは2009年11月17日だった。45日を経過し、まだオファーはないようである。今年のMLBのFA市場は冷え込んでいるようで、派手な移籍の情報は少ない。その上に2009年、日本人MLB投手はほとんどが不調だった。 MLB関係
『高橋尚成はMLBに行けるか?|エピソード2009‐30』の画像

謹賀新年 本年もよろしくお願いいたします。 NPBが新たに獲得した新外国人の経歴を調べてみて、思うのはエリート崩れがいかに多いかということだ。彼らの多くは3順目まででドラフトにかかっている。ボーナスをもらっている選手も多い。素材的にはトップクラスなのに、MLBで
『西武が獲得した新外国人左打者|エピソード2009-29』の画像

巨人のアレックス・ラミレスはベネズエラ出身。1991年、CLEと契約した。彼を見出したスカウトのルイス・アポンテは敏腕で知られ、マイサー・イズトゥリス、ビクター・マルチネス、マルコス・スクータロなども彼によって見出された。   CLE傘下での出世は決して早いとは言え
『アレックス・ラミレスという選手|エピソード2009-28』の画像

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